QUEEN of the JOKER
早い足取りで家へと向かう。


先ほどの出来事での苛立ちと剣龍からの忠告を胸にあたしはただ急いでいた。


しかし、あたしにある思考が浮かんで足を止めた。


───・・・このまま、あたしが逃げていたら
他の関係のない生徒が巻き込まれるのでは?


あたしを狙っている敵は1つ2つじゃない。それを関係のない彼らが踏み入るべき?


……そんなの、許されない。


今はなきJOKERの残党のあたしには組織を束ねる力もない。だからこちらから潰しに行くのは不可能。


だから早いうちに手を打っておかないと関係のない人達まで巻き込まれる。


…じゃあ、どうする?日向さん──・・・


日向さんなら────・・・









『寄せて寄せて押し戻せばいいんだよ』






────・・・迎い撃てばいい。


敵の頭領と話をして無理であるのであれば、叩き潰せばいい。


それに──────・・・







敵さんに、家の住所まで知られたくないからね




< 90 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop