放課後、ずっと君のそばで。
「コウちゃん、私、部活行くね」
「.........」
「な、なに?」
ジーっと、コウちゃんの真剣な眼差しが刺さる。
「別に?」
コウちゃんは短くそう言って、グラウンドに向かい駆け出した。
だけど、途中で立ち止まり、私を振り替える。
「莉子!!」
「......?」
私は、眉を上げる。
「部活終わったら、ここに来いよ」
「え? グラウンドに? どうして?」
私が首を傾げると、コウちゃんは足元に転がってきたサッカーボールを簡単に足で蹴りあげ、手に抱えた。
「練習」
「練習?」
「特別に、教えてやるよ」