だから、お前はほっとけねぇんだよ

「あ、起きた?」



やってきたのは琥侑のお姉さん、莉那さん。


今日で話したのは3回目……くらいになるのかな?

莉那さんは社会人だから、顔を合わすことはめったに無い。



「ぁの……あたし……?」



寝起きのせいか、少し頭がぼんやりする。




「ああ!ヒメちゃん店で倒れちゃったみたいよ?」



莉那さんは明るくそう言いながら、部屋の電気をつけてくれた。




「もしかして昨日寝てなかった、とか?」


「ぁ……」



思えばあたし、ここ2日間ほとんど寝てなかった。



昨日は琥侑に何話そうかって考えててあんま寝れなかったし……


その前の日は琥侑にキスされちゃって寝るどころじゃなくなっちゃってたし……。



「やっぱ寝てなかったんだ」

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