部活の先輩~私の恋~Ⅱ
隼人が私の方を見ながら笑っている。

もぉー!!!って私が怒鳴っている。そんなことが当たり前になればいいのに……。そう思った。

『隼人起きてる?』

『起きてるよ、明日帰るんだろ?俺さ、お前に今日会えてめっちゃ嬉しくてさ、本当……嬉しかったんだ。だけどさ、やっぱり……誤解与えるってことして傷つけた。本当にごめんな?』

『いいよ。私の勘違いだったし、信じるべきだったよ。本当にごめん。あ、そういえばテニスの最後の大会。来てくれるん?』

『当たり前だろ?お前の活躍見に行ってやるよ!』

そういってくれた。まあ……こんなに疲れるとは思ってなかった一日だったけど、楽しかったからよしとしましょう!
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