Sweet Hell

彼のいない生活

それは一瞬の出来事だった。

”君は僕を侮辱したからもういいよ。さよなら”

「ごめん、言い過ぎた」

私は、すぐさま彼にそう英語でメッセージを送ったけど
彼からの返事はこうだった。

”No. bye"

ダメだった。
これですべてが終わったんだと思った。

「はっ、ははは・・・」
自嘲気味に軽く笑った後、私は携帯の電源を切って
カーペットの上に放り投げ、
私はそのままベッドの上に仰向けに寝転んだ。

「もともと、クソガキになんて興味なかったわよ」

はっ、と自嘲気味に鼻で笑うと自分にそう言い聞かせた。

「これで、面倒くさい関係ともおさらば。
良かったじゃないの。もともと先が見えない関係だった。
やっと解放された。これで私は別の男性を探せばいい。
ちゃんとしたまともな人をね。」

「そう、ジャスティンとは遊びだった。
そうもともと遊びと割り切ってたじゃないの。
だから、そう、終わったんだから・・・切り替えなきゃ」

私はさほど落ち込むことも彼のことも気に留めることなく
その日は眠りについた。
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