君ヲ想ウ~セピア色の恋~
私の心に眠るもう一人の私は呟く。



ー あの二人はいつも私を助けてくれた ー



懐かしむ、私の瞳は二人を捉えて離さない。



忘れていた昔の記憶ーー。




心に奮い立つ想いーー。




「大丈夫か!!花」


「怪我ないか?」


私に駆け寄る二人。



目にかすかに残る涙を拭い、微笑む。



『ありがとう、二人共!!


大好きよ』


もう、何も怖くはない。






恐れるモノはないーー。




“仲間”がいるから…ー。
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