鷹なし、ことり。

友達百人出来るかな





20分前に学校に到着。
とりあえず、ロータリーとでもいうべきであろうか。玄関前で休憩しているところです




なんだ、全然間に合ったじゃん
よかったよかった!


え?結果?
もちろん、私の勝ちだよ?



息を切らしたタカが後ろから肩を掴んできた



「お、い…ハァ…お前…ハァ…ずるいだろ流石に…」

ハァハァ言ってる。
正直気持ち悪い。鼻血まで垂らしちゃって…


だから私は他人のフリをした。
知り合いだと思われたくないもん


「どちら様でしょうか?」


「はぁ!!!?」

「うそうそ。…3割ね」

「それほぼ本気!!」


「ははははは。ズルイってなにが?」

タカがなにかほざいていたのでとりあえず愛想笑いをしてみた



……思いっきり棒読みで。





まあまあ、私も本気でわからない訳ではない。とぼけているだけだ




だから本当は面倒くさいけど今から何があったか説明しようではないか!




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