ワケありオンナとワケあり男子の共同生活


「はい、手を出して」

わたしとあきくんが手のひらを上をして佐々木さんに向けると、その上にチョコが3つずつ乗せられた。

「今日の試験頑張ろうね。あなたたちと一緒に今日までやってこれて良かった、楽しかった」

“佐々木さんと会うのは最後だよ“

そっか、最後だもんね。確かにあきくんの言う通り、最後なんだから今更隠してもね。

この講習も最初は全然やる気なかったけど、佐々木さんみたいな人と一緒に出来てわたしも良かった。

「佐々木さん、ありがとうございます」

あきくんと一緒にお礼を言った。

この講習がなかったらあきくんとも会うこともなかったしね。今日の試験頑張って資格貰おう。

包装されたチョコを取り出して口に入れた。チョコの甘さが口に広がる。

また再び資料や教材に視線を落とした。




試験は〇✕問題だった。書かれている問題が正しいかどうかを問われるものだ。

ある程度キチンと勉強していたからか、内容はそこまで難しく思わなかった。

すぐに答え合わせがあり、結果がすぐに分かった。


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