偽りの姫
1時間ほど経った頃

姫乃ちゃんが幹部室にボロボロになった姿で来た

顔は泣き崩れていて
服は破かれていて
髪はぐしゃぐしゃ
腕や足にはアザや火傷の跡があった


私は

『どうしたの!?大丈夫!?』

と言って姫乃ちゃんに駆け寄った

でも


姫乃ちゃんは

『こっ、来ないでっ!』

と言った

『なんで?』

ついそう言葉を漏らした

そうしたら

姫乃ちゃんが

『ひどいよぉっ!藍ちゃん!ずっと影で姫乃のことをいじめて!』

え?

言葉が出なかった
それは私が姫乃ちゃんにされていたのに

涼『うっ、嘘でしょ!藍ちゃん!』

姫『嘘じゃないよっ!
姫乃!ずっと藍ちゃんにおどされてたのっ!嵐龍の姫やめろって!
やめないって言ったら影でいじめてきたのっ!』

そんなことしてないっ!

そう言おうと思ったら
< 26 / 152 >

この作品をシェア

pagetop