white coat


「…もう寝るね」


「まだご飯も食べてないだろ?」


「…いらない」


「……」



明音とこんな風にもめるなんて、想像してなかったから


ちょっと困惑してる



なんとなく離れたくて、寝室に向かった





「……もうやだ」


春輝先生に話してたしかに心は軽くなったのに

今は話さない方がよかったんじゃないか

とか、明音に悪いことしたんじゃないか

って罪悪感に襲われる




…もうめんどくさい


全部…投げ捨てたい



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