white coat
「クゥン…」
ぺろぺろと杏乃の手を舐めながらいつもより元気のないじろう
「あー…そういうことね」
じろうに舐められてる杏乃は冷や汗かいてて、呼吸が荒い
そんでじろうが心配して元気なかったわけか
「杏乃。起きて」
「…ん……ハァ」
「そんな気持ち悪いなら吐いちゃったほうがいいって」
「…ハァ……ハァ」
体をゆっくり起こした杏乃
「トイレまで歩けそ?」
ふるふると首をふる
「まって、袋持ってくる」
少し食べただけなんだけどな…