道の果て・・

就職

18歳になったときに
このままバイトではいけないと
考え、就職活動をした。

中卒の私には、なかなか働ける
ところはなかった。
それでも毎日、履歴書を持って
面接へと通った。

そして小さな鉄工所の事務の
仕事につくことができた。

そこにはおばさんの事務員が
1人いてその人から
仕事を教えてもらった。

いいおばさんで私はその人に
母の面影を見ていたのかもしれない。

職場は小さな工場だったので
みんな仲がよかった。
おじさん達は私の境遇を
同情してくれてなにかと世話を
やいてくれた。
そこはずっと忘れていた家族の
ような気持ちにさせてくれる場所だった。
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