久遠の絆
「ただし、俺たちのうちの一人を必ず連れて行ってくださいよ。ひとりで雪山に入るのは危険ですから」
「……ああ、分かったよ」
返事をするのに少し間があった。
その間が、シャルティが一人で行こうと考えていたことを如実に物語っていた。
「絶対、一人はだめですからね」
念を押す部下に、シャルティは苦笑いをしながら「分かってるって」と頷く。
ここまで言われてしまうと、さすがのシャルティも一人で行くわけにはいかなくなった。
「じゃあ、ロム。お前が一緒に行ってくれ」
それは彼を出迎えてくれた若者だった。
ロムは顔を輝かせて頷いた。
この野営地で心配して待っているよりは、危険でも同行していたほうがマシだったから。
ロムは指名されたことを喜んだのだった。
こうして、明朝、シャルティとロムは、雪深い山脈へと足を踏み入れたのである。
そこにはすでに、何班かに分かれて捜索をしている部下たちがいる。
彼らと合流できるのはいつになるか。
そして探し人は見つかるのか。
それは時が経ってみないと分からないことだった。
「……ああ、分かったよ」
返事をするのに少し間があった。
その間が、シャルティが一人で行こうと考えていたことを如実に物語っていた。
「絶対、一人はだめですからね」
念を押す部下に、シャルティは苦笑いをしながら「分かってるって」と頷く。
ここまで言われてしまうと、さすがのシャルティも一人で行くわけにはいかなくなった。
「じゃあ、ロム。お前が一緒に行ってくれ」
それは彼を出迎えてくれた若者だった。
ロムは顔を輝かせて頷いた。
この野営地で心配して待っているよりは、危険でも同行していたほうがマシだったから。
ロムは指名されたことを喜んだのだった。
こうして、明朝、シャルティとロムは、雪深い山脈へと足を踏み入れたのである。
そこにはすでに、何班かに分かれて捜索をしている部下たちがいる。
彼らと合流できるのはいつになるか。
そして探し人は見つかるのか。
それは時が経ってみないと分からないことだった。