君の世界から恋が消えた日
優秀な学者だった父とは裏腹に
この人は地位や家柄にしか興味ないのか

「春野さんは才能の溢れる人間だ
母さんが好きなつまらない人間よりよほど
付き合う価値がある」


俺はまっすぐに言い切った
もう母さんのいいなりに生きるのは嫌だった
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