君の世界から恋が消えた日
「だから...
もう自分を責めなくていいんだ」

私の肩に置かれたトーマの手は
カタカタと揺れていた

しかし瞳だけは真っ直ぐに私を見据え
嘘でない事を証明しているようだった
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