君の世界から恋が消えた日
お母さんは私の頬を両手で掬い上げる
まるで何かを繋ぎ止めるように

母の瞳は濡れていた
何に対しての涙なのか
まだ私には分からない

その意味を知らないままで
私だけがのうのうと生きて行くなんて
そんなの違うでしょう?
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