君の世界から恋が消えた日
お母さんは暫く私の肩に顔を埋めて
何も言おうとしなかった

ただただ時折嗚咽を漏らしながら泣いていた


私がやっている事って残酷なのかな

だけど私は知りたい
水樹君が隠している秘密を
小夜ちゃんの自殺しようとした訳を

私が負わなければいけないものを

ごめんなさいお母さん
苦しめて、泣かせて

私は..最低な娘だ
< 523 / 723 >

この作品をシェア

pagetop