新世界樹の迷宮〜この世界で生きていく〜

旅立ちと出会い

ルクラレの図書館の教授の部屋にマリルナ・リウ・ソレイアとフラヴィオ・リア・ソレインが呼ばれた。
「失礼します。アンドリュウ教授、お呼びでしょうか?」
「急に呼び出しすまない。マリルナ・リウ・ソレイアとフラヴィオ・リア・ソレインを呼び出したのはラフィル王国の第二公女からの依頼なんだ。」
「依頼ですか?」
「ああ。ラフィル王国では数百年に一度でソフィール王国で公国の儀式『祈りの公女』行われる。マリルナ・リウ・ソレイアとフラヴィオ・リア・ソレインとマリア・ナーシャ・ソレイユを指名して来たんだ。」
「しかし、マリアは席を外していてります。いかがいたしましょうか?」
「マリアは買い出しに参っている。出かける前に伝えてある。戻り次第にマリルナとフラヴィオと合流するよう努めるとの事だ。マリルナ、フラヴィオ、この任務頼めるか?」
「お任せください。」
「やらせていただきます。」
「それじゃぁ、準備ができ次第出発しておくれ。」
「分かりました。」
教授の部屋から出てしばらく歩いてフラヴィオはため息をついた。
「かなり緊張したぁ。」
「マリアはソフィール王国の出身なの分かるが俺たちが選ばれたんだか分からないな。」
「姫様とマリアに聞けば確実に分かるだろう。マリアはソフィール王国の人竜の民だから歴史や文化で分かるだろう。」
「そうだな。マリアは会えるのは楽しみたな。」
「そうだな。準備ができ次第出発しよう。」
「ああ。」
マリルナとフラヴィオは準備をして出発した。
ソフィール王国向かってる中、いろんな話をしていた。
ソフィール王国に着いて最初に城の大臣に話す決まりだった。
「ソフィール王国にようこそ参られた。私はこの国の大臣を務めるナドリアと申します。よろしく申し上げます。どのようなご用件で参られたのかな?」
「ここの冒険者になりたく参りました。街の肩にお聞きしましたら大臣行くよう教えて頂きました。」
「そうでしたか、こちらのマップ用の用紙とモンスターの図鑑です。ダンジョンの中でマップは赤い欄を書いてくたさい。ダンジョンの中でモンスターを5体記録をお願いさいます。その際に赤い枠にソフィール王国のマークの木札を持ってくるように。良いですね。」
「分かりました。」
「冒険者キルトにより、冒険者の名前を登録しとくして出発すると良い。」
「色々教えて頂きありがとうございます。」
「ご武運を祈っておるよ。」
「はい。」
冒険者キルトに向かうと鎧を来た人が立っていた。
「冒険者キルトですか?」
「そうだが。貴方たちは?」
「冒険者です。こちらが書類です。」
「そうか。パーティーの名前は?」
「チーム『マリンズ』です。」
「これに書いて提出してくれ。」
「分かりました。」
サラサラと書いて出した。
「そういえば自己紹介まだだったな。冒険者キルト長をやっているアンドレアと言うものだ。」
「俺はフラヴィオ。こいつがマリルナ。マリアって子が来ると思ううんだが彼女はこの国の住人だからテストしてると伝えて貰えますか?」
「どんなこですか?」
「額から左頬まで鱗で覆われて、額に角が生えている子なんだ。」
「種族は?」
「あいつはあまり言って欲しがらんが人竜の民の生き残りです。」
「全滅したと言われている種族だぞ。なんでそなたと繋がりがあるのだ?」
「マリアはひどい扱いでソフィール王国から離れた場所で誰かが助けてルクラレの図書館に連れて来られて育ったんだ。マリアがこの国にトラウマと複雑な状態だから、話すまで内緒にしていただけますか?」
「その際は私に話をしてくれ。上に話さないといけない。」
「ありがとうございます。」
「あなた方を待つ者は荒木道遺跡で待っているぞ。」
「本当ですか?ありがとうございます。行ってきます。」
「気をつけていくんだぞ。」
「はい。」
2人を見送るとアンドレアは人竜の民の生き残りいるのかと思うと心痛めていた。
荒木道遺跡を入り進むと遺跡と森みたいなのがありビックリしていた。
荒木道遺跡を進むと後ろから声掛けられて振り返ると女性がいた。
「ルクラレの図書館の方ですか?」
「そうです。」
「3人頼んだんですか?」
「もう1人は俺の妻なんですが遅れているみたいです。」
「マリルナ?フラヴィオ?」
「おっ?マリア。間に合ったか。」
「遅れてすみません。大丈夫でしょうか?」
「全然セーフだぞ。よく間に合わせられたな。もう数ヶ月かかると思ったがな。」
「フン。竜飛行を使えば早かったから使わざるえなかったのたよ。」
「今度、俺たちを乗せてくれよ。」
「考えとく。あなたがソフィール王国の公女様のかい?」
「偉そうです。あなたは誰なんですか?」
「ルクラレの図書館のマリア・ナーシャ・ソレイユっていうもんだ。よろしく。」
「すまない。こいつは元々はいいやつなんだが、人見知りの部分があって、怖くて威嚇してしまうんだ。許してくれ。」
マリアは何か気づきカナリアの手を引っ張りモンスターを切り倒した。
カナリアはマリアの胸の中にすっぽり入りこんだままモンスターを倒したことに気づくのに少し時間がかかった。
「マリア。助かった。ありがとう。彼女様を離してあげてな。」
「ん?ああ。公女様大丈夫でしょうか?」
「あ、ありがとうございます。お尋ねしていいでしょうか?」
「構わない。」
「口が悪いのは昔からでしょうか?」
「ルクラレの図書館に来てからですね。」
「そうだね。ルクラレの図書館に来てから傷だらけの状態だったしな。理由は聞いたけど酷いもいいとこだな。話ができる時に話してくれるか?」
「いいよ。あなたがそこまで言うなら。自己紹介を早く進めなくていいのか?」
「おっ。忘れるところだった。ありがとうな。お前。俺はフラヴィオ・リア・ソレインというんだ。よろしく。」
「俺の名はマリルナ・リウ・ソレイアだ。よろしく。」
「私の名はソフィール王国、第2公女カナリア・ミユ・カトレアと申します。よろしくお願い申し上げます。」
「アドリア女王様とウヌト国王陛下と第3公女クリスティーナ女王様、執事ギアルトお変わりないか?」
「私の家族知ってるんですか?」
「3年前、ソフィール王国に強く大きいモンスターの襲撃あったのは存じてますよね?」
「はい。皆様は天の竜神の使いがモンスターを倒した。口数は少なくかっこいい方。マリア様にお礼したいと言っておりました。それとどのような関係が?」
「それは俺が竜雷切りで倒したから、それで、カナリア様のお家族とお会いし食事してるがな。お家族の方に確認してもらっても構わない。俺のフルネームで記載すると分かるだろう。」
「右手を見せください。」
マリアは右手を出したらカナリアはビックリしていた。
「この傷は兵士が傷つけてしまった時の。マリア様は私の顔覚えていたが、あえて、何も言わなかったんですか?」
「何も話す必要はないし。戦いで着いたものだから気にする必要はない。戦いや日常に問題はないが、寒い日や雨の日は傷が疼くくらいなのよ。」
「私達ソフィール王国を守ったせいで傷つけてしまった事どのように詫びれば。」
マリアは大笑いした。
「はははは。これは失礼。夫とマリルナがクリームや手を温めてもらっていたから苦でない。むしろ素敵な思い出であり、幸せなんだ。」
「夫?」
「ええ。夫いますわよ。」
「ルクラレの図書館に置いてきたんですか?」
「ここにるよ。そこにいるフラヴィオが我が夫だから。」
「えっ・・・えっ?」
「マリー。ここからややこしい話だから話そうか?」
「我が愛する夫よ。お願いしようかな。」
「ああ。任せなさい。マリアとマリルナは幼馴染なんだ。ルクラレの図書館にいる子供は実のご両親が育てる事がで出来ない捨てられた子が連れられて来たり、両親の勧めで来てる子が多いんだ。俺やマリルナは生まれた時から親がいなくてマリアが6つ位の時に連れて来てもらったんだ。」
「マリアさんはなんでルクラレの図書館に入って育てられたのですか?」
「フラヴィオ、ここから俺が話すよ。」
「マリー。大丈夫なのか?悲惨な過去で話すの辛いはずなのに。」
「マリルナ、ありがとう。立ち話たと冒険者のテストが何百年かかってしまう。夜は野宿の際に話しますよ。」
「さぁ。行こうか。」
「はい。」
赤いラインの記録しながらモンスターを倒した。
夕方になりマリルナが声かけた。
「日が暮れてきた。今日はここで探索をするのを終わりにしよう。」
「えっ?ここでですか?」
「更に暮れるとモンスターの活動が見えんから危険だというのと野宿をするの初めてが多いから手間がかかる。慣れるまではこのやり方が良いだろうと判断だよ。」
「マリアは少し経験者だから慣れるまで指示を仰ぐ。」
「できるようになってきたら、アドバイスしかしないよ。」
「いやいや、戦略や策士や参謀としての軍師が必用なんだ。それをマリアに一任したい。」
「俺は?」
「フラヴィオはマリアと一緒に敵の感知をして欲しいのとマリアの支えになって欲しい。」
「了解。カナリアはどこまでできる?」
「初めてで分からないこと多いので教わりたいです。」
「そうか。マリア、悪いが教育も一任していいか?」
「了解。」
「マリアさんは経験者で幼なじみだからいいなぁ。」
「マリアは俺とマリルナの師匠でもあるからマリアに教わるのいいからな。」
「カナリア、拾った薪をくれる。幼い頃は冒険者みたいな事の破天荒の暮らしをせざるえなかったから仕方方がないの。ルクレラの図書館出る前に最終チェックとして、近くにある冒険者エリアにやってるから、問題ないけど、花嫁修業と別の物だから、カナリアに叩き込むから。ビシバシ鍛えるからね。」
「マリア、お手柔らかに頼むよ。」
「ほどほどにやるわ。」
「緊張しますが、お願いします。」
「緊張はあまりする必要ないから。基礎基本ができるようになれば応用もまわりに敵かいるかどうかの感知するようになる。っフ。・・・。よし。火が付いた。マリルナ。準備出来たよ。」
「置いていいか?」
「いいよ。」
「野菜や肉の処理終えたよ。」
「料理作ってくれぬか?」
「はいはい。」
マリアは着々と料理を作っていた。
それを見ていてみんなは出来わの良さと指示の良さにビックリしていた。
「この料理にモンスターの肉を入れていて煮込んでるけどこの料理は?」
「郷土料理で家庭料理『アブリジッモ』と言うやつだ。冒険者の初心者達や、人竜の民と共に生きる、冒険するなら、最初にこの煮込みとご飯を提供するのが習わしなんだ。みんなの口に合えば良いんだけどな。」
「それでご飯と同時に作っていたんですね。」
「故郷は味は人間向きじゃないんですよね。」
「酷いのですか?」
「酷いところじゃない。マリアが苦労していたからな。1人前を作ってもらってた食べたが料理ができたが郷土料理名の分かったが味が分からないくらいめちゃくちゃなんだ。故郷はこんなものだと言っていた。ルクラレの図書館出る前に食べたが美味だった。」
「人竜の民が祈りの儀式に必ず関わるんだが絶対と言っても味で揉めて弾かれて選ばれた人は死んでいるんだが、このメンバー、メンバーが増えても儀式が終えるまで誰1人消えずに帰還をしたいと思っている。」
「その儀式の本を見るとみんなは人竜の民かかってもいなかった時の全て生贄になっていると記載になっておりました。それは人竜の民とトラブルでそうなっているんですか?」
「まあ、儀式は人竜の民はそれだけ関わりが深いのと、人竜の民は人間と関わりがないから仕方がないというのを覚えておけばいいのよ。はい。味見してもらえる?」
「そうなんですね。ん。どても美味しいです。ここも出美味しいのは苦労したのでは?」
「ルクラレの図書館で人の味を覚えるのも、勉強も人間関係性も苦労したけど、マリルナとフラヴィオが支えてくれたから何でもできるようになった。マリルナ、フラヴィオ・・・心より感謝してる・・・ありがとう。・・・愛している。」
マリアが顔を少し赤くしていた。
「ご飯は随分となれたよな?」
「どうも。普通のご飯も作れるし、郷土料理は作れるから教えても良いよ。ほぼダンジョンの中の料理になるから。」
「俺達にも教えてくれるか?」
「良いですよ。とりあえず飯食いな。」
「お、おう。」
ご飯を食べておいしい。と言いながら食べてマリアは喜んだ。
食後、後片付けして落ち着いてしばらくしてマリアは口を開いだ。
「カナリア、俺の過去を知りたいと言ったな。」
「はい。」
「像絶な過去で、辛い話だが・・・大丈夫なのか?」
「聞く覚悟できております。」
「そうか。・・・第2階層の荒木道樹林(あらきどうじゅうかい)の1か所にある人竜の里がある。産まれ、6つ位まで育った。産まれた時には双子の兄を可愛いかられ、俺は暴言暴力は日常で生きるダメに外で色々してたけどバレて、刀で切られて道に捨てられて冒険者に助けられてルクラレの図書館の人に助けてもらいルクラレの図書館に行くことになったの。体の傷も顔の傷も量人にやられた。」
「辛い思いされましたね。愛された事ないなんで可哀そうです。」
「そうでもないよ。愛する旦那もいて、幼なじみもここの2人にいるから幸せさ。」
「私、友人になれますか?」
「マリアは女友達出来るのは初めてなんだよな?」
「うるさい。寝ぼけているなら、さっさと寝ちまえ。能天気ヤローめ。」
「どこに行くんだ?」
「手洗いた。変態。」
そそくさと席を外した。
「マリアさんはなんであのような発言したのでしょうか?」
「あー。あれはツンデレだから気にしなくていい。マリアは口が悪いのは家族が口が悪かったからそのまま仕方がないんだ。儀式で選別があると思うんだが記録では性別は書かれていたか?」
「はい。最終選別では女性で、儀式でも女性しか参加してはいけないんです。」
「遺跡でも儀式は女性がは立ち会うものとされるんだ。男性が立ち会う事になると人竜の民は滅ぶとされている。それとその女性の心の支えになる必要と記載されているんです。」
「例えばですがマリアさんはもちろん参加しますよね?」
「特別枠で参加だね。」
「特別枠?」
「元から冒険者になって、儀式を人と合流がある場合は特別枠でやれるが、やることは参加者と変わらない。恋でのあれこれない、夫婦であればメンバーでの参加は可能だけど、立会人が家族以外で立ち会うだろうな。」
「私達も入れるんですね。」
「もちろんだ。入るか決められるからいいだろ。」
「マリアさんの勇姿見たいので参加したいです。」
「これから見れるし共に戦う仲間なんだからな。」
「特別枠でも共に戦えるように勘張ります。」
「ほどほどにしなさい。フン。」
マリアは槍を投げたらモンスターが刺さっていた。
「ヤバリウサカか。アルビウス遺跡しかいないはずなんだよな。それに猪みたいで筋肉質で臭みがあるんだよな。ん?フン。こっちはフンラースか。鶏肉みたいなんだよな。これを干し肉にしつつ朝食の準備しとくか。でも少ないよな。って。沢山来てるから、ちょうど良いか。」
「どうしましょう。私達お腹いっぱいで動けない。」
「マリアに任せとけば問題ない。」
「どうしてですか?」
「見ていればわかるよ。」
大量モンスターが来たがマリア以外動けずいるとマリアがパパパと倒して処理をしつつモンスター避けのお香を炊いていた。
「マリアに任せとけば問題なかっただろ。マリアは経験値は高いんだ。それにマリアは料理人兼軍師だからな。戦いの経験が無ければできない技なんだ。」
「すごいです。」
「水を大量にある理由もそれなんだ。後のこと任せて、とりあえず寝ようか。」
「えっ?えっ?そんなことしていいんですか?」
「お前なぁ。座っていて、良いよ。マリア、一時的に見張りするから、それやりたいようにしな。」
「ありがとう。」
解体ながら、作業をしていた。
「マリアさん、こんなモンスターを簡単に解体できますね。冒険者は出来ないと思うんですが、ここでの暮らしで解体や、干し肉とか作って暮らしていたからですか?」
「ええ。ここの暮らしは独学で暮らしていたからできるの。マリルナやフラヴィオは見慣れてる。」
「見慣れているってダンジョンには入った事あるのですか?」
「マリルナとフラヴィオが勝手に入って俺と冒険者数名でダンジョン入って助けたことあって食事を作ってたけど、戻った時に教授と先輩方にこっぴどく怒られていた。」
「その分マリアはお礼されていた。マリアはダンジョンの暮らしはできるから、分からないことはないかな。」
「かっこいいです。私は何かで伝えますか?」
「気持ちだけでいい。」
「マリア、何か、手伝ってもらえば?」
「フラヴィオと一緒にテーブルにシート広げといてくれる?」
「あいよ。朝、美味しいもの期待しているよ。」
「任せといて。」
「広げて何をするんですか?」
「洗って、下処理して干し肉と食事用で分けるダメの準備をするの手伝ってもらうが良いかしら?」
「洗ったりするのは綺麗にするのは分かりますか、下処理したり、干し肉やあ食事用に分ける理由はあるのですか?」
「綺麗にしたら、下処理をする際に見せながら話をしますよ。洗うのは綺麗にするだけではないんです。干し肉はその他のエリア階層で食料なかった時に困るという事で食料不足回避するダメの干し肉とその他の食糧のないよりはいいところよ。期限見ながら作りため込んでおくと数十日あれば次の食糧取れればいいようにするダメの策なんだ。」
「甘え考えはよくありませんよね。マリア様の職業を聞いたことありませんわ。」
「職業はクリアランスセルだ。」
「クリア?」
「クリアランスセルだ。」
「初めて聞きました。」
「普通の職業じゃないぞ。マリアの里しかない職業しかないから詳しく教えてあげて欲しい。」
「了解。クリアランスセルは人竜里の許された職業なんだ。クリアランスセルは全ての職業、全部の技ができるんです。格闘・竜の技・竜の巫女技を得意とするとされてます。」
「格闘の技を使いながら巫女の技使っていました。あれが竜の技なんですか?」
「そうだよ。習得するのに相当の努力と実力が必用なんだ。」
「マリアさんは幼いころに習得したのですか?」
「そうだよ。村人は可哀そうなのと、その実力を認めて授けてくれた。さらなる強さと人と関わるように修行としなさいと俺の耳にささやいだ後に追い出す形になった。戻っても俺の存在や力を認めてくれるのか分からないのよね。」
「里の者に疎外されても私達が仲間がいますからね。」
「ありがとう。」
「クリアランスセルは全ての職業、全部の技ができるって事はプリンセスっていう職業の技分かりますか?」
「クリアランスセルの技を人間がアレンジしたものだから教えても良いけど、人間寄りで教えるようにするけど。」
「人竜の民よりにしたい場合は?」
「人間が半人竜の民になるのはあるが・・・。」
「こーら。マリア、それはダメだろ。」
「分かってるわ。武器や持ち物に付与したものを利用してもらうんです。」
「効果は薄くなったりしませんか?」
「なるわよ。朝に付与するよ。フラヴィオ腰や脇に短剣、持ってるでしょう?俺が付与した物を渡してある。」
「マリルナさんは?」
「腰ベルトと鞘と剣に付与してある。」
「マリアの手作りだから、朝にでもマリアからなにか貰ったらどうだい?」
「マリアさんから頂いても宜しいよでしょうか?」
「構わないよ。作れる素材や、物があるから作って渡すよ。バラバラになっても俺の探知機能があるから、迎えに行けるし。」
「そうなんですね。あっ。作ってくださりありがとうございます。」
「手伝ったら、寝なさい。明日の朝から、大変だから。」
「は、はい。マリルナ様、フラヴィオ様、マリアさんってお母様見たいです。」
「歳は俺らより上だからね。姉さん的な存在な感じかな。」
「フラヴィオも手伝え。」
「すみません。手伝います。」
「マリアさんに頭が上がらないんですね?」
「上がらないんじゃない。怒らせると怖いんだ。」
「マリルナとフラヴィオがルクラレの図書館のルールで勝手にダンジョンに入ってはいけない。冒険者と一緒にはいないといけないのにマリルナとフラヴィオの2人で一緒に行ったから大変で、怒られていた。」
「マリアも怒ったじゃないか。」
「先輩と一緒に行かせて頂いて経験者をさせて頂いたの。」
「みんなは優等生だったな。」
「ルクラレの図書館の冒険者と名乗りたくなかった・・・。1人で冒険者としていこうかと考えていたかな。」
「ルクラレの図書館でも苦しんでいたな。感想は?」
「自由っていいねと思った。タバコの吸えるし。他の人と合流できるからね。」
「そりゃよかったな。フンラースの解体終わりか?」
「フンラースは終わりヤバリウサカ解体中。フンラースは塩もみしといて。」
「了解。放置でいい?」
「そうして。ヤバリウサカは筋切ったら念入りに塩もみするよ。」
「あいよ。切り終わりの奴は洗っとくから。」
「お願い。」
「夫婦なのに息ぴったりですね。」
「6歳からいるから10年の付き合いだから。」
「悪いい方だと腐れんだけどね。」
「良い言い方だと家族同然の生活だった。ヤバリウサカは終わったよ。」
「水汚れてるよ。」
「了解。往復で綺麗にしてくるよ。」
「俺も手伝うよ。2人でやれば早いだろうし。」
「狸寝入りのマリルナ。何しているんだい。2人ともありがとう。」
水を取り替え、ヤバリウサカの筋を切り、塩もみした後フンラースを洗った後切っていた。
「面積を広くするダメに斜めに切るんですね。」
「干し肉や料理でもいろんな切り方を覚えておくと臨機応変に対応できますよ。」
「半分干し肉にするのかい?」
「いや、多めに干し肉にする。昼までもたないだろうから。」
「昼に少し使ってくれるか?」
「いいですよ。楽しみにしてください。」
「わーい。」
「モンスターの生態として、調査もしたいな。」
「調査してどうしたいんだ?」
「モンスターが冒険者に襲ってくるタイミングが分からない分、休憩用、夜に気休むようにお香を作れればいいなとか、キャンプ用の火を代用品作れないのかなとか考えちゃうんです。後、人竜の民でも禁忌はあるので理由も知る必要あるのですよ。」
「禁忌もあるのか?」
「ありますよ。作る事や、書き換えには特に禁止されている。作っても自分の使役とするなら良しとするらしいが野生に離すのはモンスター増やしたという理由で処罰される。」
「書き換えは?」
「書き換えは使役のも目的にするのか?っていうものらしいんだが、中間ボスは書き換えが難しい分暴走や強化された場合のこと考えて処罰される。」
「愛する人がモンスターにされて助けるのに書き換えしたということで処罰されない?」
「助けてそのまましたとすれば処罰の対象だね、後処理でモンスターとしての機能すれば問題は無いがな。」
「他の人竜の民がやるなら、不安だけど、マリアがやるなら、かなり不安だ。」
「なんで?」
「マリアなら、やりかけないから。」
「2つの禁忌を犯すなら、相当の代価や働きを示せばいいだけだから。里帰りで英雄になれば禁忌なんで多少の目を潰させてやるんだから。」
「俺たちが見貼ればいいだけだろ?やった時はどうするか考えればいい。」
「特別な理由がないがきりやらないと約束できるか?」
「約束したいけど、俺の玉があるでしょ?」
「あるな・・・。まさか?玉にモンスターが入ってるのか?」
「います。ドックシシリアとドラクトダイガードとグリフトグリフォン&グリフトヒッポグリフいるわ。」
「禁忌を犯してるじゃねーか。」
「犯したのはルクラレの図書館に入る前だ。1人で過ごしていた時に作った。こっちに来る時に改良したくらいだ。」
「1人って幼い頃に来てくれた子達が禁忌を犯していたって事なのか?」
「そうなる。たまにダンジョン入らせてもらっていた時にみんな自由にしていた。片付け終えたしきれいな水にしたら寝な。」
「マリアさんの事が心配で寝られません。」
「俺が寝かせつけよう。」
玉から大きい犬が出てきた。
「シルキー。勝手に出てきたの?」
「お前さんが心配するのは分かるが明日は長距離を歩く。体力回復と温存も時には必要だ。」
「その子は?」
「ドックシシリアってモンスター使役の1頭よ。」
「6頭いるうちの1頭だ。俺はシルキーというんだ。よろしく。」
「さ、触ってもいいですか?」
「思う存分触るといい。」
シルキーは伏せしてカナリアは触り始めた。
「サラサラ、ふわふわしていて良いにおい。何だか眠くなってきました。」
「寝ていいよ。」
「寄りかかって寝なさい。不安も取れるだろう。」
「ありがとうございます。」
カナリアはシルキーに寄りかかって寝てしまった。
マリルナはカナリアに薄い毛布を掛けた。
「シルキー。迷惑をかけたな。」
「幼い頃のマリアを思い出す。」
「昔?俺と会う前の事か?」
「ええ。村人にやられていた時に夜に私の所で泣き明かして寝てしまった。ドックシシリアが6頭とドラクトダイガードが6頭とグリフトグリフォンとグリフトヒッポグリフ1頭ずつが家族であり友のような関係で寂しい思いをしていた。お前たちと付き合いも悩み苦しんでいた。今は普通にできているが、苦しんでいたら支えてや欲しい。」
「シルキー。黒歴史を話さないで欲しい。」
「いいじゃないか。過去とはいえ、成長がうれしいんだよ。」
ドックシシリアが5頭とドラクトダイガードが6頭が出て来てうなり始めた。
「どうした?」
「囲まれでるぞ。」
「?!シルキー以外のみんないけるかい?」
「そんなに強くない奴は追い払うだけで良いかい?」
「それでいい。無理禁物で行きなさい。」
「おう。」
ドックシシリアが5頭とドラクトダイガードが6頭がモンスターを追い払ってくれて戻ってきた。
「みんなお帰り。そのまま警戒してくれる?」
「了解。」
「なぁ、その子たちは、マリアの子か?」
「そうなる。紹介する必要か?」
「聞かせてもらえるか?」
「ドックシシリアで真っ黒で目か赤い子はクーロ、赤茶がルーシィ―、黒と白のまだら模様がマダラ、毛が長いのはロン、怖い顔しているのはナイドロ。ドラクトダイガードが白黒模様がライガー、黒い毛に白い丸が多い子は黒吉、真っ黒の子はエンコ、真っ白の子は白虎、黄色い子はサラ、耳が大きい子はエレインよ。」
「多いな。」
「グリフトグリフォン&グリフトヒッポグリフは後々、紹介するわ。孤独の時に生まれた子なの。頼れる大人はいなかったし、モンスターを家族と友として生きざるえなかったんだ。こんな危険があるダンジョンの中で幼子が歩いていたら危ないでしょ?この子達と生き抜いたんだ。この子達が傷つけば俺も傷つく、この子が死ねば俺も死ぬように繋がっている。」
「まさか、『魂契約(リクリネット)』したのか?」
「魂から生まれた『魂産(ライナット)』よ。」
「それって?」
「寂しさと孤独を感じた心が頭で考えたのが魂から生まれるものなの。魂産を使ったら数日は動けなかったな。」
「マリアの寂しさと孤独で生まれたのか?」
「家族と友が欲しいと願ったからた。それが孤独と寂しさと結論になるな。今は満足している家族は大家族だし、少ないが友もいるからね。里から嫌われていて、どうしようもないからね。」
「いつかは理解すると良いな。」
「儀式は人竜の民も必要だが姫さんの指名すればテスト出来てできるが頑固者多いからな。里で味方いれば変わるんだがな。」
「味方はいたのか?」
「2人はいたけど、2人は気にかけていてくれたけど、生きているのか、どうしてるのか分からないんだよな。」
「味方としてみてくれていたのか?」
「さぁ、外の世界と俺が嫌われていた興味はあったからじゃないの?」
奥からガサゴソと草を分ける音がしてマリアが構えた。
奥から人竜の民の男女が来て、2人はマリアを見て驚いていた。
「お前はどこの里の者だ?」
「元ユクリアの者。今ははぐれもんになった。」
「・・・。ユクリアの里知ってるのはマリアだけだ。名前はなんと言う。」
「マリア・ナーシャ・ソレイユと申す。」
「マリア?マリアなのか?」
「マリアなら、私達知ってるわよね?」
「キラユイとユノンだけだか・・・。キラユイとユノン・・・なのか?」
「マリア・・・。マリア、ユクリアはどうなってるか知ってるか?」
「ソフィール王国の冒険者に俺が出て数年後にジンミルの里に襲撃されて壊滅状態なんでしょ?」
「そうなんだ。今回の巫女を虐めたのと追い出したと原初の女神にお怒りを触れてしまた。回復していないんだ。」
「俺と会話しても良い方向行くが分からんが今はこちらの冒険者だ。原初の女神アルガナ様には今は直接会えないがお酒とお肉と血板を頼めるかしら?」
「昔に比べて変わったわね。クールって感じ。口数が少ないけどいい女になった感じだね。」
「旦那いるのか?」
マリアは指を差しながら説明した。
「嘘だろう?人間の家族のような幼馴染と人間の旦那がいるなんて。」
「心の支えがなければ、守る助けてもらっても現に生きているか分からないし、悪い人竜の民になっているか分からなかった。彼らの出逢いはいい出会いであり運命だったと思うがな。」
「幸せならいいんだ。儀式は苦難だぞ。覚悟はできでるのか?」
「俺は知っている。回避くらいはいくらでもある。みんなを守り守られることは分かるし、出来るようになるし、気づいている。だが、2人に久しぶりに会えて嬉しいかった。」
「俺らもだ。だが、あいつらはお前のこと恨んでいるだろうし、例のミッションやらせたくないだろう。」
「成功した人いないのが現実では?」
「そうなの。アルガナ様の名と私達が進言すれば何とか出来ると思う。」
「里の長も代替わりしたのでは?」
「マリアの兄のフェルリル様がマリアにやって欲しいと進言してくれると思うけど、マリアの実力を見せつけてやって欲しいわ。」
「俺は里を出てから実力つけてきたから、なんとかなると思うが姫さんが指名した時点で認めざる得なくなるでしょうね。血版できたわよ。」
血板を受け取り読んだ瞬間びっくりしてた。
「マリア、これはどういう事だ。アルガナ様に対してこのような血板を書かれたんですか?」
「『他の者と合間は容れぬ母よ。我はあなたを実母のようにしたい、長年会えぬ事がどれほど寂しいものか。今、仲間や婚約者ができ、今会いに行けぬことを許しを。仲間と一緒に会いに行くこと心待ちくだされ。』ってアルガナ様を母のように慕っていたのか?」
「人竜の民の原初の女神だが、俺にとって技を全て教わり、生きていく術を教わった。母のように慕っても問題ないはずだ。会えないのは俺はアルガナ様に見合う姿で再会したいのよ。」
「見合う姿か。今の姿はまだ情けないのと頼りない所を見せられないな。最高の姿で来い。アルガナ様に会いに来てアルガナ様に儀式で人竜の民の代表になってこい。」
「代表になってこの儀式を未来にやらせない。我々の代で終わらせなげれば人竜の民は滅ぶフィール王国は滅び新たな国が繰り返される。今の彼らは知らないが儀式の遺跡までは黙っているがこの儀式を終わらせたら、人竜の民は自由であり、フィール王国との関係はそっちに任せるよ。俺はこの冒険者として生きていくとするさ。」
「里に戻る気は無いということか?」
「幼い頃のことをを忘れられないからねー。幼なじみのおかけて大切な事教わったし、冒険者なら、上の階層・・・未知の世界に挑戦したいのさ。」
「そうか。ちょこちょこ、連絡できるように腕の刺青で連絡取れるな。」
「そうだな。キラユイとユノン経由で連絡しよう。」
「これからをアルガナ様に献上とお会いできる日まで楽しみにしております。とお伝えください。」
お酒とマリアが作った肉を包んだのを渡した。
「確かに献上の品と血板は預かった。必ずやアルガナ様にお届けしよう。また里に寄る際に声かけろよ。」
「はいはい。その階層とそのエリアに入ったらすぐに連絡する。俺みたいなはぐれ者であり、嫌われ者が入ってうろうろして攻撃されても黙ったもんじゃないからね。その階層、エリアで死にたくないから。」
「アルガナ様の大逆鱗触れるわ。俺達からアルガナ様に進言するし、みんなにあんたのこと伝えるよ。人竜の民の儀式と成人の儀を受けろよ。」
「15で受けんとあかんかったけ?」
「16だ。マリアの兄が会いたがってたら、会ってやれ。あいつは守ってやれなくて申し訳ないと嘆いておった。。前里長はマリアを里の刺青入れたのはしきたりだから仕方がないと言っておったがアルガナ様がお怒りして、猛反省していたぞ。」
「そっか。アルガナ様のお怒りは食われるか、消される位おっかないのよね。教えてくれてありがとう。キラユイとユノンはいつ婚約したんだ?」
「えっ?夫婦に見えるか?」
「見ていればわかるが?」
「半年くらい前にした。」
「成人の儀を受けた日と、誕生日の日に婚約、入れたか。」
「正解。重なってその時に婚約したの。でもね、婚約祭していないの。」
「アルガナ様は何も言ってないのか?」
「アルガナ様はマリアが戻ったらしたいと伝えたわ。マリアもしてるなら婚約祭したら?」
「俺はやらなくていい。派手な事をするのは好まないからな。」
「そうだったわね。見てため息ついて自分の作業するの好きだったわね。会いたかったら会えるしね。
「そうだぞ。里のもんが心配するから帰りなさい。」
「またね。」
「ああ。」
キラユイとユノンは里に帰った。
「里に帰らなくてよかったのか?」
「ああ。里にいるよりここにいる方が良いて思えるんだ。だってフラヴィオに任せると無茶するでしょ?それにあの2人は夫婦で邪魔をしたくないし、フラヴィオと結婚してるのに離れ離れは嫌だし。」
「それはどういうことだ?」
マリルナがフラヴィオの背中をバンと叩きながら話した。
「鈍い。お前から離れるの嫌だという事だ。俺達が遺跡で何があった際に態様できるかいると決断を踏みにじるな。この先何があるか分からんし、何かあればすぐに態様できるようにしたいからここにいると決断してくれたマリアに感謝しな。」
「マリルナ・・・。マリア気持ちを踏みにじるようなことして・・・すまない。」
マリアはフラヴィオの頭をわしゃわしゃと撫でまわしだ。
「あんたの悪い癖だけど、良い所も知っているさ。全てひっくるめて愛しているんだからね。」
「ま、マリア~。」
フラヴィオはマリアに抱きつこうとしたがマリアがフラヴィオの頭を叩いた。
「ぐちゃぐちゃな顔で張り付くな。俺の特製防具が汚れる。錆びる。」
「扱いが雑。・・・防具手作りなのか?」
「そうだよ。武器も防具は手作りだよ。マリルナとフラヴィオの武器も防具も俺の手作りだよ。使い心地いいなって言ってたでしょ?」
「確かに。使い心地というかフィット感か良いと思っていたがマリアの手作りか。俺らが欲しい細かい所まで作ってくれるなんで。俺らうれしい。」
「頼んだら作ってくれるのかできる範囲でお願いしますね。」
「何かあったらお願いします。」
「任せなさい。」
「マリア。モンスターを多めに倒してしまった。どうしよう?」
「あの2人に干し肉を多めに持たせちゃったからちょうど補填できるわ。ありがとう。・・・。どれもいい状態で・・・このモンスターは手に入らないモンスターじゃないか。明日は、気合い入れないと危険かもな。」
「そんなに危険なモンスターなのか?」
「いいや、国の紋章ついた木札を取ると現れるように仕組まれている。ミミッキュというモンスターは出る確率低いが他の階層でも出るだろうが、このモンスターは木札を取ると出るようになっている。取ったら身を引き締めて行かないとダメだぞ。」
「このモンスターは味見したい。」
「マリルナったら・・・。俺も食べたくなった。」
「仲良く食欲旺盛だな。すぐには出来ないわよ。解体で時間がかかるし、この皮どうしようか考えないと。」
「3体捉えるとは。このモンスターの名前はなんと言うんだい?」
「アシラスカというモンスターだ。」
「アシラスカ?変な名前だな。」
「『アシラ』は足の早い鹿って意味で、『スカ』強い、負け知らずと意味なんだ。だから、足の早く喧嘩ばっやいモンスターなんだよ。モンスター図鑑を見てみなさい。記載されてるから。」
マリルナとフラヴィオモンスター図鑑を開くとアシラスカが出ていた。
「嘘だろ?マリアが言っていることが本当だ。しかし、アシラスカは冬でも平気で過ごせると記載されてるけど?」
「理由としてはこの毛皮が暑いのと皮下脂肪が厚いんだ。だから、ダンジョンではアシラスカは物も落とさないし、アシラスカを利用する人もいないんだ。俺はかっこいいから、好きなんだよね。人竜の民はだいたい上の階層は寒さと高いから防寒に使いたいんだよね。俺はソフィール王国に人竜の民だとあまり顔知られたくない。のが理由かな。」
「それ使って帽子作れるのか?」
「作れるよ。」
「マリアは帽子と羽織もの作ればどうかな?」
「俺達も身に付けたいんだか、作れるか?」
「作れるけど、上の階層を行くまでにこれをまた狩りをして作っていいかな?」
「構わないが、リクエストしていいのか?」
「していいよ。限度はあるけど、作れないと思うが。何がいいんだ?」
マリルナとフラヴィオはリクエストして解体と加工を始めたが2人は興味津々と見ていた。
次々と解体と加工していたら朝日が昇ってしまった。
「皆さん、おはようございます。ってなんですか?この血だまりはなんですか?」
「夜にアシラスカ3体、この子達が狩りしてくれて、解体と加工で夜更けてしまったの。朝食を作る前に処理するわね。」
マリアは呪文唱えると川から水が流れてきた。
地面と台を綺麗にした後に肉と皮をを綺麗にした。
いつの間にか水は消えていた。
「加工用の皮と骨を加工してと。」
「あ、あの、マリアさん。」
「カナリアさん、どうしました?」
「それをどう加工するのでしょうか?」
「骨は武器や防具になるけどアシラスカは細い感じだから、加工で武器になるよ。皮は防寒着やオシャレになる。」
「それは簡単できることなんですか?」
「骨の方が時間はかかるができるよ。」
「どうしてできるんですか?」
「人竜の民は人間の国に売買する事も結ぶこともないから、自給自足することに特化したのよ。人間の世界と繋がりがない大変なのよね。特に食べ物やタバコが異常だったのよ。」
「どのように大変でしたの?」
「人間社会だと味が薄くて分からなかったのよね。」
「マリアの里は味が以上に濃かったんたよな?」
「ええ。人間社会の食事は薄くて慣れるまで苦労しましたわ。タバコはフラヴィオも吸っているけどどう思った?」
「レシピを見せてもらった配合はめちゃくちゃで統一するの苦労したよな。」
「その中にお酒のレシピもあって上層部の人に上げたっけ?」
「ビックリしていたな。でこっそり感想教えてもらったっけ?」
「タバコとお酒は美味しかった。教えて欲しいと言われたっけ。」
「ええ。レシピを置いてきてのと教えてたわね。」
「マリアが必死に教えてたな。できるようになっていたな。」
「あ、あの、マリアさん、私の杖がこのように折れてしまったんですか作り直し欲しいんですが、お願いしても・・・よろしいでしょうか?」
「希望はあるかしら?」
「できれば同じ杖がいいのですができますか?」
「できますよ。その壊れた杖は大切に使っていたんですね。」
「はい。父上と母上が最初で最後の贈り物なんです。来て早々壊したと知られたらどんなに悲しまれる事やら。」
「これを使っても良いかしら?」
「はい構いませんか、どうするんですか?」
「これと竜木とあの骨使ってカナリアの杖を作ってあげるよ。借りてもいいですか?」
「は、はい。」
マリアはカナリアから杖を受け取り、考えていた。
考えがまとまってカナリアに合図をして、声掛けた。
「この様な、杖にしようと思うか、どうしたい?」
「素敵。お願いします。」
マリアはカナリアの杖と竜木とアシラスカの骨とを使って素敵な杖になった。
「地味でしかないが使い心地と手のフィット感に特化してある。」
マリアはカナリアに渡した後、カナリアはよく見た。
「使いやすいし持ちやすいし、細かい所に可愛い花があしらわれていて可愛い。ありがとうございます。」
「仕上げで自分の力を流し込めば完成なんだよ。」
「どういゆう事でしょうか?」
「宝石は魔力はあるが木の部分はタダの木で魔力を使っても本来の効果や力が発揮されないの。」
「そ、そんなあ。じゃ、じゃあ、魔力のある石だけ渡されて来ただけなの?」
「いいや、効果は半分しか、なかったと言いたいんだと思う。本来の力を引き出し、経験をかなりあげられると言いたいんだ。」
「そうなんですか?」
「はぁ〜。恐らくですがラフィル王国の者が俺が見抜いて、加工してくれてくれると見込んだでしょう。最初から来てくれると見込んでいたであろうが俺が間に合わなければ苦しい状態で戦わざるえなかったんですよ。」
「足手まといと言いたいわけじゃないのは分かりますが、急いで来てださり、助けていただきありがとうございます。道具まで作ってくださりありがとうございます。」
「別に気にしなくていい。俺の気まぐれだから。後、これでも着ていなさい。寒くなるとソフィール王国が寒くなるからな。アシラスカの羽織を着ると良い。」
「ありがとうございます。次いでなんですが、この武器を私の武器にしたく、どうすればいいですか?」
「その杖を両手で握って、目を閉じて。」
「こ、こうですか?」
「一緒にやるからいい?」
「はい。」
「自分の魔力と意思をこの杖に流して。そう。上手。このまま契約を結びながら話しかける。そして、石に魔力をため込むんだ。上手だ。自分の魔力がなくなったらこの杖が助けてくれるから。そう。そのままこの杖に名つけていい。どうするか決めると良い。・・・。魔力をため込むのはこの子が勝手にやってくれるから。それで完成だ。」
カナリアは腰抜けたように座り込んでしまった。
「こんなに難しく力を持っていかれると思わなかったわ。」
「マリアの方がかなり体力もっていかれたな。一日動けないくらいのをやられたな。」
「回復薬を飲めば早く良くなる。カナリアも飲みな。」
「ありがとうございます。」
カナリアとマリアは薬を飲んだら、元気になり、肉の処理と皮と骨の処理をして、カナリアとマリルナとフラヴィオに渡し、残りは袋に入れ、朝食を作り食べ、マリアの友は玉に戻りました。
「さぁ、出発して、さっさと仕上げすか。」
「ちょっと待ってくれるか?」
「どうしたマリア?」
「カナリア、杖いいか?」
「は、はい。」
マリアはカナリアの杖と手を握った
「カナトラッタ・リアンドラフィオーラ。」
杖に不思議な力を流れた。
「何が起きたんですか?力がみなぎって仕方ないんですが。」
「マリアの竜の祈りだね。」
「竜の祈りですか?」
「ああ。竜の祈りは祈れば自分自身と仲間を守ってくれるんた。竜の祈りをかけるのはレアなんだ。誰でもやらないマリアがやるのはね。」
「俺とフラヴィオしかやって貰ったことがないんだ。」
「すごいことなんですか?」
「うん。基本はやらない、やる必要のない。他の人は他人。仲間じゃないからという理由だから。」
「カナリア。マリアはこんなんだけど仲良くしてやってくれ。」
「はい。マリアさんよろしくお願いします。って何吸ってるんですか?」
「俺とフラヴィオが吸ってるもの?タバコを吸ってる。吸ってみるか?」
「いらないです。悠長に吸えますね。」
「このタバコにモンスター寄せ付けない成分配合しているのと、吸った人は元気やる気出るようになっている。タバコの煙とか嫌がもしれないが許してくれるかい?」
「いえ、大丈夫ですが、冒険者らは吸う人はいると聞きますか、マリアさんもフラヴィオさんが吸ってると思いませんでした。」
「俺は呼び捨てでもいいよ。」
「俺やフラヴィオも呼び捨てでもいいよ。戦いでもさん付けだと時間がロスになるから。」
「お呼びしていいのでしょうか?」
「好きに呼んでいいんだよ。カナリアと呼んでも宜しいかしら?」
「はい。呼んでください。女性冒険者と友人が欲しかったので、マリアと呼ばせていただきます。マリアと呼べて嬉しいわ。マリアは呼んでもらえて嬉しいですか?」
「全然うれしくないわ。さてと。出発の準備をしますか。」
「そんなに嫌でしたか?」
カナリアは悲しそうにしているとマリルナとフラヴィオが肩を優しく手を乗せた。
「本当は嬉しいんだが喜ぶのが恥ずかしくてあんな態度を取ってしまうんだ許してやって欲しい。」
「証拠として顔や耳を見てこらん赤くしておるから。」
カナリアはマリアの横顔を見たらマリアの顔は耳まで赤くなっていた。
「本当に赤くなっている。嬉しいけどどうしたらいいか分からないんですね。」
「マリアは人と付き合いがない、嫌いだから付き合いか分からないから孤立してしまって辛かったんだが酒や漬物やタバコ作って披露したのはルクラレの図書館出る1年前くらいに出しで来たんだよね。それで教えで、出てきたんだよな?」
「この儀式のダメであり、その先はどうなるか分からないから俺の知識、歴史、文化を残すことで自由を頂いたんだよ。」
「1年で自由をもらえたね。」
「食文化は1年はかかった。その他は3年かかった。ずっといる先輩に清書してもらいながら作っていて5年はかかったよ。出るの遅くなったのは挨拶回りで遅れました。すみません。」
「それで遅かったのとあまり俺らと関わりが出来なかったのか。気にしなくていい。来てくれて話してくれてうれしい。話してくれてありがとう。」
「苦労していたのに気づいてやれずすまなかった。これからもよろしくな。」
「ええ。よろしくな。」
「幼なじみで仲良くて良いですね。」
「俺達は馴染めなかった者の集まりだったからなぁ。」
「フラヴィオが声掛けてくれなければ3人で行くことは無かったと思うぞ。」
「聞きにくいんですが、馴染めなかったとはと言いますと?」
「俺は髪色は緑でオットアイで、マリルナは褐色で銀髪で目の色が朱色だし、マリアは角が生えていて、片方に鱗があって銀髪に目も青い色で高身長でそれぞれ独特なものだったから、気持ち悪がられていてありえないという理由で避けられていた。好きでこうなったわけじゃないのにと思っている。」
「今の俺達は個性として好きだけどな。」
「フラヴィオ、マリルナが浮いてるみたいだからデコピンしていいか?」
「やめときなさい。マリアも楽しそうな顔しているぞ。」
「あら?そんな顔していたかしら?」
「何年の付き合いだといっているんだい。」
「少々、楽しみなんですよ。木札のありかが近いのですし、新たなモンスターが出る予感がしますから。」
「その言い方だとでごずるずる案件だな。みんな気合を入れていくぞ。」
「でごずる案件って危険なんですか?」
「新たな敵の種類や強さとどこから来るかはマリアしか分からない。俺達は出来が来ると分かっていても、ダンジョンの中に入ったらマリアの話を聞く必要なんだ。マリアは人竜の民の独特の物があるからマリアに頼らざるえないんだよな。」
「マリアはあまりマリアに頼らないようにして欲しいが仲間に何かあったら困るから、指示はあまり出さないようにするがなと言ってるけどな。」
「しかし、マリアに色々知ってることあるから、頼ってるのですか?」
「マリアは手伝いで冒険者をやっていたから、冒険者として先輩に当たるから、頼っている。経験が違いすぎるから、後ろから、指示を出しながらサポートしているがやばかったら、自ら、倒してるけどな。」
「色々と、きつい言い方をなさっているんですね。」
「本当は優しいんだけどな。」
「カナリア、足元見ないと転ぶぞ。」
カナリアは足元見ると太い根っこが出ていた。
「えっ?やた。マリア、ありがとうございます。」
「話をしながら、周りを見るのはいいが、足元も見なさい。怪我したら、戦いでも支障出るから気をつけなさい。」
「はい。」
(人は好きなんだけど、人と関わることは苦手だけど、本当に優しくいい人なんだろうな。私と仲良くなりたい、友人以上の関係になれるよう冒険者として、人として頑張らなきゃ。)
マリアはカナリアの頭を乗せた。
「無理に頑張ろうとなさんな。カナリアはカナリアで成長や人として伸びる。努力次第であるがな。それにな、毎日が成長補経験なんだ。失敗いしたって良い。次の経験になる。だが、人の道を反することはしてはいけないよ。いずれは残獄な結末になるからだ。後悔だけはしないようにな。」
「はい。マリア、あの茂みからモンスターが来そうなんですが、モンスターが来るって良いんですか?」
「正解。キヌクウサギだね。数十匹はいてどいつも強めで大きいやつらだよ。」
「ああ。分かった。襲ってきたら迎え撃て。」
「了解。」
角が生えたウサギが出た。
「あれがキヌクウサギだ。可愛い姿しているが気性が荒い上にスビートが早いモンスターで角で一突きされたら即死だから気をつけろ。」
「了解。」
マリルナとフラヴィオとカナリアがなかなか倒せないからマリアがドラゴンチィールを使ったら、少しスビート落ちた。
「ハァ。マリルナ、もたつかつにそこ仕留めて。」
「ああ。」
「そこ気をつけて。」
「おう。」
「カナリア頭を、下げろ。」
「はい。」
「戦える体力がないなら下がれ俺が残りやる。」
「マリア頼む。フラヴィオ、カナリア、下がれ。」
「あいよ。」
「マリアを1人でやらせるんですか?」
「マリアは強すぎる。マリルナと俺の先生したくらいだからな。」
「まあ見とけってな。大暴れしていいぞ。」
「言われずとも。」
マリアは1匹残らずキヌクウサギを倒してしまった。
「マリアは早くて確実に倒されたのすごいです。」
「敵の次の攻撃見極めれれば避ける事反撃も余裕でできるわよ。初めてだから仕方がないよ。できるようになれば回避も攻撃もできるな経験積めば余裕よ。」
「教わりたいです。」
「戦いながらの経験よ。今は経験しながら、与えられたミッションをクリアを目指そう。トレーニングは休みの日の時間があればね。」
「お願いします。」
「マリルナとフラヴィオもな。」
「お、おう。た、頼みます。」
マリルナとフラヴィオは顔を青くした。
「2人とも顔が青いですが大丈夫ですか?」
「マリアのトレーニングは鬼顔負けだし。」
「2人とも・・・。厳しくするわよ。」
「すみませんでした。」
「マリアに頭が上がらないのですね。」
「日常やダンジョンの日常、心構えや戦えるように指導したの俺だし。」
「どういう事でしょうか?」
「ルクラレの図書館では先輩から新人、これから新人冒険者になる者に教えたり、教わったりするものなんだけど、この2人は先輩の教えは覚えられないんだもん。だから、経験者で、呑み込みの早い俺が教える事になったんだけど、頭の悪さにビックリだわ。」
「違うわ。先輩の教えが悪かったんだよ。」
「そのあとにその先輩は2時間くらい先輩と教授が説教だったよ。そりゃあもう怖い超えて恐怖でしかなかったわ。」
「それでマリアの教育係りでスパルタだったよ。」
「短時間で全て叩き込まないといけなかったのがあったのよ。この儀式のダメにね。」
「俺とフラヴィオがこの儀式が初任務だったっていうのは知っていたのか?」
「ラフィル王国のカナリアの姉であり第一公女のラフィリア姫が俺にこの手紙を頂いた。近々儀式がありカナリアはマリルナとフラヴィオを指名するだろう。幼なじみであり、そちらの出身である俺にも頼まれた。」
「なんででしょうか?」
「儀式では人竜の民が必用なんだが、俺は人竜の民だがマリルナとフラヴィオとの暮らしで言語や食べ物や服や戦いで文化が違う。カナリアやマリルナとフラヴィオは話をすれば殺し合いがないが人竜の民は理解できないのであれば手が出るような危険なものが多い。」
「そうなんですね。色々と質問していいですか?」
「どうぞ。」
「マリアの人竜の民の分化を知りたいのです。言語はなんですか?」
「~~~~~~~。」
「?っえ?何言いてるのか分かりません。」
「それは人竜の民のドラゴン語なんだ。聞き取れないんだ。俺らでも苦労するが普通に会話出来るようになるさ。だまに出るが慣れて行けばいい。」
「食べ物は分かったんですが、服装は?」
「食べ物は生肉に近い、味はめちゃくちゃだ。服装はモンスターの皮を服しているがこんなもの。見本として作った人形やけど、昔も今もこんな服を着ていたわ。」
マリアは腰に着けていた人形を取り見せた。
「この人形とにた服を着ていたな。」
「昨夜会ったがこんな服だが昔に比べておしゃれになったのでは?」
「そうだったな。洋服は基本は自分で作るのが決まりなのよね。」
「マリアは防具や武器や服、全部、マリア1人で作ってるんですか?」
「作ってるわよ。誰か作ってもらった物が使いづらくて自分が作って使った方がやりやすいんだよね。」
「ルクラレの図書館は輸入するんだがマリアはが作ってもらったものは確かにやりやすいし着やすいし使いやすいんだよなぁ。」
「俺とフラヴィオは動き回るからルクラレの図書館のは数ヶ月で破ける事が難だったが、マリアが作ってくれた服が着こちが良くて長く持つから、破けて来たら頼んでるんだよね。」
「しょっちゅう、『どんな着方を来たらそのような破け方をするの?』ってみんな怒られてたから俺が作った服を着始めたら、破くこと無かったから、みんな不思議かってたな。」
「破くって相当な破け方たなんですか?」
「喧嘩したって聞きたくなるくらい洋服は避けているし股は裂けてるわで半年で避けてるんだもん。」
「喧嘩は俺ら3人とも強かったし喧嘩しあう事はなかったのといじめはなかったが学びで大忙しだったがマリアが教えが役立つと思わなかったがな。」
「そうなんですね。」
「怖いモンスタ―より怖かったよ。」
「そんなに怖いならさらに怒ろうか?」
「お許しください。カナリアはダンジョンについて学んだのか?」
「教わってません。困れば叩くか逃げなさいしか言われなかったです。」
「学ぶ事をしなかったあなたも国もバカなのかしら?」
「マ~リ~ア~。言い方が悪いぞ。」
「良いのです。学ぶ機会がない、教材がないのでしたから、しなかったのは過ちなんです。私にダンジョン進めながら勉強を教えてください。お願いします。」
カナリアは頭を下げた。
「ゆっくりと教えられないし、俺とフラヴィオは上手にできないから先輩であるマリアに託すのが良いだろう。マリア、大変だが託していいか?」
「はぁ。良いでしょう。やります。」
「ありがとうございます。」
「優しくないよ。厳しく教えるからね。」
「どこまで教えるつもりだ?」
「勉強は基礎基本。体術や戦い方は応用編まで教えるつもりだ。最低限ができりゃあ、経験でどこまでいけるか分からないが、経験はみんなと一緒にするものだと思うので・・・みんなで経験を積みましょう。」
「絆が深まると良いなと思っております。マリア、よろしくお願いします。」
「あいよ。マリルナとフラヴィオ、一旦休憩入れませんか?カナリアの職業はプリンセスだから、戦い方や技を教えたいのですが、宜しいでしょうか?」
「ああ。そうだな。宝箱はこれで最後だが、この中に木札が入っている思うが、取って戻るまで強いモンスターが出てくるだろう。街の住人と変わらぬカナリアを庇いながら街に戻るのは厳しすぎるから、マリア。すまないが基礎基本の戦い方や技を短時間でできるか?」
「何時ですか?」
「午後2時だけど、どうした?」
「5分、10分でできないんですけど~。2~3時間はかかるかもしれないんですけど・・・。どうしますか?ここで野宿になりますよ?」
「分かった。マリアの提案に乗ろう。ただし、マリア、時間はないのは理解は分かってると思うが、夕食は俺とフラヴィオで作る。それまでカナリアに基礎基本の戦い方や技を短時間でやってくれ。頼めるか?」
マリアは考えた後に頷きながら答えた。
「任せな。基礎基本の戦い方は身体に叩き込ませる。技を身体に叩き込ませなから教える。それでいいね。今は優しくゆっくりできないから、鬼教官として、急ビッチで仕上げるから、カナリア、覚悟してね。早く根をあげないように。」
「えっ?あっ、は、はい。」
3時間マリアはカナリアに叩き込んだ。
「これだけやって、根を上げてどないするの。まだまだ終えてないわよ。まだまだいけるかしら?」
「はぁはぁ。まだ行けます。お願いします。」
「ここは技を使いこなしなさいと伝えたはずだ。」
「はい。すみません。このモンスターはこうやってこうやる。」
最後に来たモンスターはカナリアの技で倒した。
「マリア。これでどうですか?」
「最初に比べてよくなったが、マリルナとフラヴィオに及ばない。もう1体くらい俺の指示無しでやってもらいたいところだな。」
「マリア。そこまでにしときな。明日影響しても困るから、明日の朝、最終確認したら出発するからそれでいいか?」
「・・・。わかったわ。カナリア。お疲れ様。3時間地獄の特訓を頑張ったな。明日、成果出るといいな。」
マリアはカナリアの頭を撫でた。
カナリアはマリアに頭を撫でられた時に初めて褒められたから嬉しく、泣いてしまった。
「おいおい、マリア、カナリアをいじめるなよ。」
「違います。嬉しくて涙が出ちゃったんです。マリアを責めないでください。誰かに教わる事があっても、こんなに褒められる事も無かったので嬉しかったのです。」
「そうなのか?」
「確か、第1王女が王子が可愛がられるから、第2以降はスペアか、存在が無いかのような扱いだったよね?」
「よくご存じですね。私が第2公女なんです。食事や読み書きしか教わらなかったんです。」
「姉である第一公女ラフィリア姫が教えてくれたんでしょ?」
「は、はい。そうなんです。気になっていたんですが、姉様の事なんですが手紙やお話ができるんでしょうか?知らないはずですよね?」
「書類届けに行った際にトラブルがあり、その時に仲良くさせて頂いた事があり、今でも手紙のやり取りをやっている。お互い、友人関係だ。第二に生まれた子はそのようにしているのはおじいさまがそうなさっておられるのでは?」
「はい。おじいさまがそうしており、国民も従者の皆様は困っております。」
「心配ないさ。俺が出る前に手紙が来ていてな、前国王は長年の苦しませてきた傲慢王はカナリアが出発して数日後に断罪されたそうだ。現在は再建で忙しいそうだ。カナリアの口からそのような困った言葉が出たら現在の報告とご両親とラフィリア姫からのお手紙をお渡しするように言われていてな。はい。カナリア宛てのお手紙。」
マリアはカナリアに手紙を渡し、カナリアは手紙を読んだ。
そしたらカナリアは涙が流れていた。
「マリアの言うどうりだった。おじいさまは断罪されたですね。」
「マリア、断罪されたって言ってるが断罪ってなんだ?」
「 斬首の刑。斬罪。うちくび。首を切られる刑なんだ。罪としては妥当だと思うがな。」
「そうなのが?」
「政治は詳しくないが、他国から来たものも虐げてきた。何十年という長年、国民や従者を苦しめられてきた。大切な身内を連れ去られたり、無実の者を殺されると言った残酷残忍な殺してきた王に我慢の堪忍袋切れて前国王を処刑された。やもえないとしか言えない。」
「マリアも行ったことあると言ったな。その時に虐げられたのか?」
「前国王に蹴られ踏みつけられた経験はある。」
「マリア、前国王に代わりに謝罪させてください。申し訳ありませんでした。」
「謝らなくていい。カナリアのご両親や第1王女様に別室で謝罪と手当を頂いだ。カナリアには友人として、冒険者仲間、このチームで仲良くして下されればいい。」
「マリア・・・。なんで心広い人なんですか?」
「マリアは幼い頃に比べれば屁でもなさそうだから気にすることはしないだと。」
「村では、酷い扱いされていたと言っていたしな。俺とフラヴィオが初めて会った時は身体がボロボロだったしな。」
「~~~~。今は幸せだからいいのさ。」
「~~~~。」
「~~~~。」
「マリルナ様とフラヴィオ様はマリアと話せるんですか?」
「ああ。小さいころに苦労したが話せるようになったがな。世界は言語は1つではないからな。ご飯を食べな。」
「~~~。」
「マリア、こっちの言語にしてあげな。カナリアは困っているから。」
「はいはい。」
「私も話せる等になりたいから教わっても良いでしょうか?」
「まぁ、マリアのいた里はドラゴン語は難しいがやれるだけやってみたらどうだい?マリアはいいか?」
マリルナとフラヴィオはマリアの顔見た瞬間マリアは嫌な顔してそっぽ向いた。
「決まりだな。まりあ、よろしくな。」
「ウィッス。」
「マリアはそんなに嫌なのでしょうか?」
「ドラゴン語を教えるのはいいが、故郷に行くのは追い出された身として戻るのはちょっとなという感じで嫌ーな感じになってるんだわ。でも今回の儀式のダメに戻らないも行けないから腹がくぐれずにいるから、許してやってくれ。」
「人竜の民も選ばないといけないんだが誰を選ぶかもきちんと考えないと行けないよ。」
「そうなんですね。マリアも人竜の民ですよね?でしたら、マリアを選んでも大丈夫ですか?」
「問題ない。俺が人竜の民の儀式2つクリアすればなお、文句はない。」
「里にも名前はありますよね?教えて貰えますか?」
「カナリアの儀式で必要な里も俺の里もユクリアの里だ。ユクリアの里しかない。」
「以前は人竜の民の里は沢山あったと思うのですか、1つしかないのですか?」
「数百年前はあったか、幾度のソフィール王国に来た冒険者の団体が里を襲われ数を減らしてしまった。今残っているのは俺が出た里のユクリアの里しかないんだが俺が出る前に数名の冒険者に襲われたが追い返すのがやっとだった。仲間が会いに来てくれたが俺達チームしか入れないようにしようと話し合ってくれている。」
「私達だけ入れるようにしてくれてるんですか?」
「二度と悲劇が起きないようにしているんだ。」
そこにコソッと2人きた。
「おや?キラユイとユノン。どうしたの?来るなら、連絡してくれる話でしょ?」
「主から渡して欲しいと頼まれてきた。」
「何を渡して欲しいと?」
「腕に紋章をグレードアップで薬を呑めたと。」
ユノンが液体が入ったボトルが出てきた。
「この液体は・・・。どうしても飲めと?」
「ああ。リュウキュウ様の血液が入った酒だ。成人の義とは血液が入った酒を全て飲みほせというのが決まりだ。」
「杯は無いのか?飲み干したかどうか分かるだろう?」
「言うと思った。ほれ。これに注いで飲め。」
キラユイは杯を渡された。
「ありがとう。飲むわ。・・・。マズ。でも仕方ないか。」
マリアは、液体を飲み干した。
「これでよか?」
キラユイとユノンは確認した。
「確かに飲みほぐしたね。お疲れさん。成人の儀で大人の仲間入りと我らの仲間入りおめでとう。」
「ありがとう。みなによろしくな。」
「ああ。それと、しばらくは体調悪くなるが、体に馴染むまではやむ得ないと思ってくれ。」
「了解。今、しんどくなってきたが、効き始めってことか?」
「そうなる。心配するな。みんなはそれで死にかけるし、精神異常を起こすがマリアはどう出るかは明日の朝見に来てやる。」
「殺す気だったら、冒険者に情報を売るからな。」
「脅しとてはこえーな。祈りの儀式の議前のテストは全員できないんだが、リュウキュウ様はマリアを指名したんだ。マリアなら、この義にクリアし、伝承に出てくる巫女になるだろう。平和の象徴になってくれる希望の子だ。私に意義があればここ去るとか言い始めたから、マリアに戻ってきて話を聞きたいと言い始めているんだ。」
「俺にか?現状知ってるのか?」
「ああ。俺らが言ったら、ますます、興味持たれたよ。手のひら返されても困るのではと思ったよ。」
「そうだな。困るが、話くらいなら、してもいいかなと思う。和解のいい機会があればいいのかもしれんな。」
「そうですか。皆さんは追い出したものを受け入れたくないのが現状なんですが、リュウキュウ様のがみなの戦うこ力も外の世界の暮らすだけの力もまともに出来んうえに人間と我々の全て基準も違う。人間嫌いな我々は人間と一緒に世界を見るのは不可能な状態だ。マリアはこの里にやり合わない、助けてくれる可能性のある一筋の希望の架け橋になるだろう。過去を流すのも許す事も出来んだろうが?我々と人と仲良くできるようになればマリアが何とかしてくれるだろう。と言っくださったか、マリアは元々ユクリアの民だから話すことはできるが、そこの男2人は理解してるみたいだかな。」
「失礼ですか、理解だけではなく話すこともできます。」
「ッ?!マリアは教えたのか?」
「そこの2人は幼なじみで緑の方は俺の旦那。小さい頃から、話していたら、ドラゴン語や人間の話も当たり前にできてしまった。俺が人間に勝手なことできないように俺が何とかしないといけないのか・・・。」
「リュウキュウ様は人間に襲われることを恐れております。」
「やれるだけのことをやってみるが時間がかかってしまうがやらせてもらうが、できるだけそっちも冒険者を抗ってくれるよう頼んでくれますか?」
「わかりました。できる限りのことをお願い致します。それと、マリアさん、お肉ありがとうございます
。お肉美味しい。と言っておりました。冒険者であるマリアさん達から、お肉を頂いたお肉の代わりにユクリアは、この角輪を渡すよう頼まれました。6個ですが収めください。」
「えっ、あ、ありがとう。大切に使わせていただきます。」
「動揺してるけど大丈夫?」
「これは手に入らない物産のひとつなのよ。作るのに戦いができないが能力が特化したかった者が作ってくれたものでしょ?1つ完成させるのに2〜30年位はかかるし、数回使ったら、しばらく使えなるとか言う品物で貴重な物だけど暗号化してあるんだよね。」
「使うのは難しいんだろう?」
「ああ。素人が使おうとすると命と生気がが吸われて死んでしまう。ミイラになるわよ。服は最近のもなのにミイラになってるっていうのはよくある話だ。」
「俺らが使うには?」
「俺の血と使用者の血が必用なんだ。危険な物なんで扱っときます。」
「俺達に何か作ってくれるか?」
「・・・。考えておきます。完成するのに時間がかかるが堪忍してな。」
「ありうがとう。楽しみにしてるな。」
「それと使えなくなった流木と皮が大領に余ってるからマリアで使ってくれないか?みんな困っているからよ。」
「どれ。見せて。」
使えなくなった流木と皮が大領に渡されたから見てみた。
「なるほど。ユクリアの作品やお守り作りできるわよ。」
「本当なの?」
「これらを見ても細かい作業が得意とするのが多いと見えるんだが、どうなんだい?」
「確かに細かい作業が好きな奴も民芸品作る奴も彫刻するのが好きなのが多い。なんで分かったんだい?」
「液体やこの細工を見てもしかしてと思ったんだが、里から出るまでは何か作っていたが分からなかったが今となりゃこれだったとはね。」
「何か見本とかありますか?」
「試作段階だけどこの袋に入れてある。持っていくかい?」
「良いのですか?」
「同じ作品は2つ作っていたから、1セットを渡しとくよ。」
大小の巾着と袋を渡した。
「こんなに頂いても良いのか?」
「中身を確認してくださいな。見本が多くないが1つ1つ手作りだけど、それはスペアだけど、持っていても大丈夫だから。」
「見ても良いですか?」
「もちろん。そこの広げたシートの所で見て構いませんよ。」
「マリアの手作りの物がユクリアの発展するがいいのか?」
「あまりいい顔は出来ないわよ。ユクリアの里ほ嫌だし、角質だってあるのよ。しかし、俺の性格だって貰いっぱなしは気に入らないんだよね。」
「確かにな。それは相当良い物だから、マリアにとってもらう事自体が嫌いなんだから苦労しっぱなしでその性格を治せないから困ったもんだよな。」
「余計なお世話だよ。ひん曲がった性格は治せるものじゃないし、頑固者と呼ばれても仕方がないと思っている。」
「どの作品も頑固者じゃないと最高な物ができる品物じゃない。ユクリアの里の者でもこんな最高な品質作れるものは早々にいない。うらやましい限りです。」
「物作りは頑固もんだけど戦いでも柔軟かつ、指示も的確で強いから、頼りしてるけどな。モンスターも詳しいから聞いたら答えてくれそう。」
「モンスターは俺でも分からないことはあるけどな。でも、共に戦い、背中を預ける仲間なんだから、知識は欲しいと思うよ。」
「マリアはかっこいいですね。」
「変わり者の俺がどこがいいんだか。変わり者で得体の知れない俺は嫌われていたからな。」
「皆さんはマリアの良さが知らないんですよ。私は好きですよ。」
「俺たちは無口で人付き合い苦手だから、そこがいい所なんだよね。」
「俺の妻は全ていいから結婚してよかったと思ってるぞ。」
「小さい頃一緒だったけど、正義感強くて、モンスター出た時に『お前達だけでも里に逃げろ。時間稼ぎはできて、俺だけなら、どうでもなるから、里へ逃げろ。』って1人で戦って守ってくれたよな。そのあと、ご飯作ってくれたよな。俺たちの結婚するきっかけはマリアだよ。ありがとう。ずっとと俺達の友人であり、命の恩人であり、俺とユノンの結婚のきっかけをくれた人よ。簡単に裏切ったり、見捨てること自体が俺、キラユイとユノンはユクリアの里の唯一の友人だ。」
「嘘もジョーダンも言ってないわ。信じてね。信じてちょうだい。私達はいつでも味方である事を。何かあったら、何か言ってね。力になるからね。」
「ありがとうございます。」
「敬語要らないから。だって、友人でしょ?だから、敬語無しで話してね。」
「ああ。いつもどうりの話口調させてもらうわ。」
「しかし、昔、俺らといた時より言葉使い方は粗くなったな。俺らといた時より酷かったかさらにすごいが、痛いとところを付き方も頑固なところは少し見えていたがその歳で強く出たな。」
「こんなだがダンジョンではマリアみたいな経験者が必要なんだ。」
「ダンジョンの中では優しくはない。死と隣り合わせなんだ。協力が必用なんだ。孤独の中で育てば厳しさと性格が悪くなる。それに生きている事も奇跡になるしな。」
「酷い事言ってないか?」
「ないと思う・・・っぞ。」
マリアは5体のモンスターを倒した。
「キヌクウサギが5体か。家族かな。・・・。まぁ、いいか。皆大丈夫・・・ではないか・・・。」
「いや、だって、マリアが1人で易々と倒しちゃうんだもん。」
「気が付いてなかったやろうが、わずかに物音していたからな。」
「そうなのか?」
「俺は気づいたから良い物の、話だけ夢中にならずに周りを音や気配を気にしながら話をしてくださいね。」
「ありがとう。助かった。気を付ける。」
「マリアに教わる事が多いな。これからもよろしくな。」
「ふ、ふん。ど、どういたまして。優しく教えないので。」
マリアは顔を赤くしてそっぽ向いていた。
「そんな顔できるんだな。意外と見れないからレア感があって、俺は好きだな。」
「こんなことろで告白してるんじゃないわよ。聞いてる俺が恥ずかしいだろ。フラヴィオのバカ。デリカシーの欠けらも無いヤツ。」
「こんなところで幸せ爆発させるな。」
「済まない。どころで、キラユイ、ユノン。」
「はい。なんでしょうか?」
「それを持ってユクリアの里でオリジナルの特産品を作ってみせよ。そして、ユクリアの里を脅かす物をしのげ。俺はユクリアの里を守る方法をやってみせる。できるか?」
「マリア、その重大な仕事を任せていいのか?」
「ああ。生半可なことは言わない。ユクリアの里で学んだ事や外の世界で学んだ事は俺の人生経験の糧は何の得になると考えた。継承や守れる物は守ると考えたからこそ、それを我が半身として持っていてくれ。」
「猶予を与えます。3ヶ月とします。条件として私達と連絡で話し合いの場を用意してくださる事です。」
「・・・。分かりました。それでは話し合いの場を設けた場合、キラユイとュノンが出席する事を希望します。よろしいでしょうか?」
「話し合いの場で我々も一緒に参加していいのですか?」
「ええ。揉め事も避けたいからね。俺、そちらの幼なじみ2人が通訳をしよう。交渉は俺だけだと信用や信憑性疑うだろ?」
「よく考えましたね。私達がマリアと共に交渉して里で報告するのね。ユクリアの里に持って帰って話し合っても良いかしら?」
「俺のは提案であって実際決めるのはユクリアの里の者だ。答えが聴けるまで待ってるよ。戻ればいきなり話し合いになるだろうから、数日で街に戻るがどれくらいで戻れるか分からないがな。」
「こちらをしばらく預からせてもらうわね。急いで戻らせてもらうわ。」
「皆によろしくな。」
「はい。失礼します。」
「ああ。またな。」
キラユイとュノンはユクリアの里へ帰っていった。
マリアはマリルナとフラヴィオとカナリアの3人に頭を下げた。
「勝手な交渉をしてすみませんでした。相談をして決めないといけないのに。」
「本来なら怒りパーティーから抜けてもらおう案件なんだろうが、マリアがいないといろいろ困るのと、マリアが抜けたらあちらから何されるか分からんのが現実的なんだよな。」
「マリアの事かなり信頼されているという事だからな。すごいところもっと見せてよな。」
「おう。頑張ます。」
「マリアのすごさがすでに見れてるなんで・・・。私は幸運なんですね。マリア。仲間として、先生としてお願いします。」
「お、おう。改まって言われると恥ずかしいな。よ、よろしくお願いいたします。」
「飯食べよう。お腹すいたな。食べよう。」
皆で夕食は食べながら話をしをした。
「夢もの語りかもしれないが、儀式が終わって平和になったらどうしたい?」
「カナリアと会って数日なのにこの話するか?」
「良いじゃないか。夢と現実は違うし、叶わないかもしれない。夢を話すくらい、バチ当たらないだろう。」
「そうだな。このメンバーが6人になるか分からないが、この『マリンズ』というチームで旅もしたいし、幸せな暮らしをしたいな。」
「私もマリアと同じ考えです。それにこのチームで好きな人か分かりませんが、気になる人は出来ましたし。」
「へぇー。恋か分からないが気になる人で来たか。叶うと良いな。」
「はい。」
「ところでマリルナ。なんで顔が赤くして、難しい顔してるんだよ。具合悪いの?」
「元気だけど。不安なんだ。リーダーとして、やって行けるのかどうかを。」
「俺は戦いやアドバイスができてるがリーダー素質あるか?フラヴィオは後方支援でこんなお調子者でリーダー質あるか?」
「無いが、どう指示を出せばいいか、分からなくて。」
「初めてはそんなもんだ。しかし、マリルナは、どう戦い、どう指示を出せばいいか分かっている。周りの意見を聞いて考えれるし、モンスターが来るのも戦いにも指示出せてるから、問題ない。自信つくまでサポートもするし、相談も乗るから、次のエリアまで考えてみるのもいいのではないか?」
「マリアはでってい的に相談やサポートしてくれるのか?」
「もちろんだ。幼なじみであり、冒険者としての先輩だぞ。間違っていれば言ってやるからな。」
「ありがとうな。考えながらやって見るか。」
「マリルナ、無理禁物だからな。無理そうであればマリアに一時的に変わってもらえ。リーダーが向いてないがやれる事には変わりはないからな。」
「私は話をして、少しでも気が紛れるなら、話くらい着いますからね。」
「ありがとう。マリア、あれを取ったら強いモンスターは出るんだよな?」
「ああ。アシラスカってモンスターだね。」
「そのモンスターはなんですか?」
「以前に骨、皮、角、肉を剥いで、乾燥させていたの覚えている?かしら?」
「はい。これを手を加えて何かにしようかなと考えながら話していたのを覚えてます。」
「そのモンスターがアシラスカなんだ。アシラスカは『アシラ』は足の早い鹿って意味で、『スカ』強い、負け知らずと意味なんだ。だから、足の早く喧嘩ばっやいモンスターなんだよ。モンスター図鑑に記載されてるから。」
「これがアシラスカだ。」
マリルナから、アシラスカの図鑑を見せてもらって、カナリアはびっくりしてた。
「加工すれば色んなの作れるさ。強いんだもん。残ったのは残しといて、必要になった時に作ればいいから。どこでどのように保管しようかな。」
「これでもかって思う位の入る保管用の袋作っていただろ。それ使えないのか?」
「こっちに来る時に壊れたからそれを作らないとな。ん?ポケットに何か入ってる?大きい巾着が2つ?新品だなぁ。・・・これはドラゴン生地と手紙?・・・お礼と謝罪の手紙か。兄さんらしいな。」
「何と?」
「俺を守ってやれなくてすまなかった。俺の成長聞けて嬉しかった。会える日まで楽しみにしてるとの事だ。お詫びに大きい巾着が2つと生地と、ドラゴン石をお詫びとして受け取ってくれたと。」
「忙しさと、恥ずかしいのかと思うから、素直に受け取っとけ。」
「そうする。大切に使うとしますか。」
「兄様がいらしゃったですね。兄妹と仲良くて良いですね。」
「兄妹らしい事なかったよ。関わりなかったというか、嫌われていた感じたから兄の事よく知らないんだよね。」
「なんで関わらなかったんですか?関わる機会はあったのではないでしょうか?」
「俺は生まれた時から里を作った原初の母と同じ力を持って生まれたんだ。それをよく見てなかった者たちがいたんだユクリアの里の皆が思ってなかった。里の者は俺の事を異物としていた。気持ち悪がられていた。家族は兄と近つかせなかったし、『あんな化け物にかついてはダメだ。』とか、『お前を生むんじゃなかった。』とか言われ、追い出されてしまったんだ。兄は次の里の長の教育されていたとあの2人から聞かされていたんだ。2人も俺と関わりもあまりなかったんだが気にかけてくれていた人たちなんだ。」
「とにかく、マリアと関わりを立ってしまったから俺達会うまで孤児で寂しい思いしていたんだ。俺達会った時なんか、食事も会話もしなく警戒していたから、そうとう辛い経験したのは身体を見ればわかる。マリア、腕だけ見せれるか?」
「上着を取るから待っていて。」
上着を取ると肩から露出した。
背中から腕首にかけて沢山の傷痕があった。
カナリアは傷痕の多さと生々さがすごくビックリしていた。
「俺が苦労してきた証になる。残獄そうに見えるが、これがある限り俺は努力で来た。ユクリアの里に戻りたくはないが、やるべきことがあるから何とかなると思っている。」
カナリアは涙を流していた。
「マリアは大怪我していても、生きていていただき私はうれしいです。マリアは私達と共に生き、このチームで生きて欲しいです。辛い事あったら私達に頼り、共に生きてくださいね。」
「ああ。約束しよう。共に戦う事も誓おう。」
「絶対にですよ。」
「もちろんだ。」
「カナリア、泣き止みさい。、マリアが困っている。しかし、涙を流されると思わなかったな。なぜ、そこまで泣くんだい?」
「だって、女性冒険者はそこまで傷だらけな人もいないですし、誰も愛される事なく、傷めずける事で追い出せるなんで酷すぎます。もっといい方法はあったと思うのです。」
「過去として終えたことだ。大切なのは今。そして未来だけなのだ。生きていりゃあ、何とかなるだろうしな。」
「楽すぎます。恨んだりしたりしないのですか?」
「そうだな・・・。ここに戻らない、戻らなければ幸せにあると思っているが、こんな形でつながりを持つのは何の運命だろうな。ルクラレの図書館に来たことでマリルナとフラヴィオとカナリアに出会えたのは幸せで感謝しているんだよ。ルクレア図書館に来なければ出会えなかった、死んでいたかもしれないと思っている。奇跡と言っても過言では無いと思うぞ。」
「マリアはいいこと言うな。」
「マリルナ、そんなに俺の事が嫌なのか?」
「そんなこと思ってない。俺も出会えてよかったと思っている。沢山の思い出あるくらいだ。ツンデレキャラ満載だな。」
「あっそう。モンスター倒した際に出る物の保管どうする?」
「マリアが保管は可能か?」
「可能だ。この巾着保管しとくから問題は無いかと。」
「そしたら、お願いします。」
「了解した。戻った時に、整頓しましょう。それで良いかしら?」
「管理も頼んで良いか?」
「マリアに負担かけるな。」
「気にしないでくれ。迷惑かけてるから気にしなくていい。」
「仲間たまから、迷惑かけあって、成長していけばいいだけの事だから、気にするな。」
「お前もだよ。フラヴィオ。」
「マリア、マリルナの2人ともきつい言い方やめてくれよー。」
「お前は、気楽な感じたが、たまにの傷だな。情けない。」
「それ以上言われたら、メンタルボロクソになる。」
「そこがいい所もあるから好きなんだよね。」
「気をつけなくていいよ。」
「フラヴィオ。危ない。」
マリアはフラヴィオの背後からモンスターがフラヴィオに襲ってきた事をに気づき、マリアはフラヴィオを横に突き飛ばし、剣を抜き、剣でモンスターの攻撃を受け流し、そのまま切り倒した。
「フー。ヤリスクスか。フラヴィオ。大丈夫か?突き飛ばしてすまなかった。」
「大丈夫だけど、守ってくれてありがとう。マリアは助けてくれなかったら俺は大怪我していたよ。」
「惚れなおしてくれた?」
「相変わらずかっこよくて好きになって、愛してよかったと思っている。」
「顔を赤くして言ってるから本当の事言ってるの分かるな。」
「そうだな。マリルナ幸せを見つかると良いな。」
「そうだな。褐色の肌で白銀の髪の毛を認めて素敵な人に会えることを信じるか。」
「そうだね。」
「このモンスターは?」
「このモンスターはヤリスクス。丸い頭で細い手足だが鋭い爪で乱れひっかきをする攻撃するんだ。たまたま俺が気かついたからいいがたまに得を持つ者もいるから気をつけなさい。この子が毒持ちだったわよ。」
「なんだか、マリア、楽しそうですね。」
「そう見えるか?この毒はどれくらい危険か分からないし、人間使ったら、どれくらい危険か考えていた。」
「考え始めると笑顔になるから、気にしなくていい。マリア、ボス戦で使えそうか?」
「効果分からないが、試行錯誤で作ればすれば行けると思うよ。」
「急で悪いが作り始めれるか?」
「任せて。毒をいくつか欲しいな。調べたいし、調合できるか知りたいな。マリルナも自信もって言えてるから大丈夫。」
「本当か?」
「ああ。ゆっくり自信もって行けばいい。」
「ありがとう。明日の朝に木札を取って、ソフィール王国に戻るぞ。」
「おう。夜の番は俺やるよ。」
「頼む。」
「分かりました。」
マリアは毒袋から瓶を取り出し毒を採取し、解体をしながらいろいろと調べながら考え事していた。
「マリア。解体しながら考えているなかで悪いが、飯を食えないか?」
「もう少しで終える。先に食べていても構わない。・・・。ほぉ。面白い事になったな。」
「何が分かったのですか?」
「ヤリスクスは赤枠の反対側に生息しかしないんだがこっち来るとは。それに性別も繁殖も謎でいて分からずにいたモンスタ―の解読できたらいいな。」
「確かにモンスターは繁殖と分布は謎だらけだったしな。マリアは分布するモンスタ―が分からないし、毒持ちのモンスターがいることが疑問だな。」
「マリア、毒のだめに協力するか?」
「倒した後、少し、時間くれるのであればいいかな。」
「私、マリアにお願いがあるんですか?いいでしょうか?」
「なんでしょうか?」
「モンスターの解体するの一緒にしたいんですか、よろしいでしょうか?」
「洋服も汚れるか、いいのか?」
「初めては、そうかもしれませんか、できるようになったって自信つけたいんです。」
「これ見ても?」
「初めて見た時にうわぁ、気持ち悪いと思いました。見慣れたせいか、今は、大丈夫です。解体や、お料理もならいたいのめす。マリア。いや、マリア先生、お願いします。教えてください。」
「そこまでやりたい?こだわる?」
「私は勉強も戦いも何もかも教わらなかった、教わる事禁止され閉じ込めた感じで、ここに何も分からないところに放り込まれて何もできない、足手まとい私は邪魔でしかない私が1人前になりたいのです。マリアはマリルナとフラヴィオを育てあげた実績があるから、私も教わりたいと思いまして、こんな私にも1人前にしてください。お願いいたします。」
「教えも良いが、実際やるのはカナリアだよ。1人前になったら何したい訳?一般教育、それ以上学ぶ以上、それなりの覚悟必要なんだぞ。」
「私だって好きな人と共に闘い、知識ともに生きる道を歩むダメなら、苦労や、疲れきった体力だって言われても厭わない。マリアに負けないくらいの人に近く。だから、私だって負けません。共に戦えるだけの事をさせてください。お願いします。」
「・・・。マリルナ、フラヴィオ。あんたらの意見聞かせてくれ。俺が答えを出すのはその話はになる。マリルナ、フラヴィオの意見を聞かせてください。」
「カナリアはいんていても、危なっかしい上に文字が読めないのも街ではおかしい子としていうことで言う事で嫌な思いするのはカナリアだから一般の人と同じ要するべきと俺は考えである。」
「俺もマリルナと同じ意見だ。街での少し方も分からないだろうし、カナリアも恋のかなえられるダメにも、マリアの実力を見せてくれるか?」
「・・・。マリルナとフラヴィオに意見に大賛成だ。俺の実力でやれることやってみます。しかし、カナリア。優しくもなく、スパルタでアップテンポで詰めていきますのでお覚悟をしてくださいね。」
「お、お手柔らかにお願いします。」
「手を洗ったら、勉強開始するからね。」
「2人で動いた方がいいだろう。俺も行くよ。」
「フラヴィオありがとう。マリルナとカナリア、少し待っててくれるか?」
「分かりました。」
マリアとフラヴィオは手を洗いに行った。
「マリルナ様。お聞きしても良いですか?」
「なんだい?」
「マリアとフラヴィオさまとお付き合いは長いとお聞きしましたが、思い出話をお聞きしたいです。」
「いい思い出話にならないがいいのかい?」
「それでも聞きたいです。」
「俺達は肌の色も髪の色も違う。マリアなんて人竜の民であの姿で来たから気持ち悪がられていたからな。隅っこに追いやられていた。俺も肌は褐色で白銀の髪でいう理由で隅に追いやられていた。」
「フラヴィオ様は?」
「あいつは頭が悪いというかハイテンションだから嫌われているから隅に追いやられていた。」
「そうなんですか?」
「ああ。マリアと俺が怒ってやっと理解してくれたし、友はいなくなっていた。それに落ち着いたのと、そこから仲良くなった。今までの長いた付き合いだ。」
そうなんですね。途中で、マリアとフラヴィオが結婚したんですか?」
「そうなる。幸せそうだよ。しかし、あの2人は、遅いな。」
「あ、あの、私はマリルナさんのこと好きなんです。お付き合いできませんか?」
「仲間として好きになれそうだ。」
「ち、違います。れ、恋愛として好きなんです。交際を申し込みたいです。」
カナリアは顔を赤くして交際を申し込んた。
マリルナは赤くして、OKした。
陰で見ていたマリアとフラヴィオはため息をついて、ハイタッチをした。
マリアとフラヴィオは頷いて戻った。
「取れるまで時間かかると思わなかった。2人とも遅くなって申し訳ありません。あれ?2人はなんで顔か赤いの?」
「い、いや、それは・・・。」
「まあ、いいや。この状態じゃ勉強にならないから、さっさと寝たら?」
「そ、そうさせて頂こうかな。」
「わ、私も寝ますね。お休みなさい。」
「ああ。お休み。」
夜が深くになってマリアとフラヴィオは話し始めた。
「2人が恋人になるとはな。」
「マリアは気づいていたやろ?」
「不自然すぎる動きというか、話をしてたから、僅かに鎌をかけたら、大当たりだったから、席を離れるタイミングを見てたんだよな。フラヴィオは俺が鎌をかけたあたりから気づいたんだじゃないのか?」
「当たり。マリアの考えの糸がわかった感じだけど、まさか恋人になると思わなかったよ。報告をちゃんと聞けるといいな。」
「気長に待つとしようぜ。」
「ああ。そうだな。」
マリルナがコソッと起きた。
「マリルナ。どうしたの?」
「のどの渇きトイレで起きた。」
「そうかい。フラヴィオ、トイレ付き添え。飲み物用意するからよ。」
「ありがとう。」
マリルナ手洗いと飲み物飲んで寝た。
「フラヴィオ。ありがとうな。」
「気にするな。マリアだって、そうとう苦労して白髪になってしまって。黒髪のマリアだったのにな。」
マリアはキセルに火を着け、一服吸った。
「大人になると髪の色が変わるらしいが俺は白髪でそのまま決まってしまたのが残念だ。」
「どんな髪の色になるの楽しみしていたもんだな。」
「黒色も良いが青色は似合うかな?」
「良いね。青色。濃紺が特に似合いそう。」
「フラヴィオの好みじゃないの。」
2人はクスクスと笑っているとフラヴィオが何か気づいた。
「マリア。髪の毛に色が変わっているぞ。」
「え?何色になっている?」
「濃紺に毛先が白になってるぞ。どうなっているんだ?」
「大人の仲間入りをしたって事ですよ。黒竜の姫君へと昇格したな。」
「マリアがまさかの金の卵だったとははね。」
キラユイと ユノンが歩いてきた。
「どういう意味だ。」
「黒龍の意味は分かりますよね?」
「ああ。守り神と、海の神と、与える神元に戻すことが出来る神様とういう万能の神様ことでしょ?それがどういうことだ?」
「黒龍様以外生物を作り、生み出すことできない。禁忌もあるが能力がないからだ。黒龍様は祈りの義で生まれるがこの数百年生まれてない。いや、正式には、始祖以外生まれなかったんだ。」
「今まで生まれなかったのは実力、能力が備わったものが生まれなかったんだ。マリアが黒竜がとして生まれたことで事態が変わった。マリアは黒竜と鬼竜の2つの力得たことになり、ユクリアの里はご利益をあやがりたいと考えているんだろう。マリアが渡した品物はご利益あるとして、社に奉納してる。同じ形のものを作ることを必死に作っている。」
「まじか。ドックシシリアが6頭とドラクトダイガードが6頭とグリフトグリフォンとグリフトヒッポグリフ1頭ずつ、魂から生まれた『魂産(ライナット)』だと思っていたんだがな。」
「多く生まれていたんげすね。」
「寂しさと孤独を感じた心が頭で考えたのが魂から生まれるものなの。魂産を使ったら数日は動けなかったな。」
「マリアの寂しさと孤独で生まれたのか?」
「ええ。家族と友が欲しいと願ったからた。それが孤独と寂しさと結論になるな。今は満足している家族は大家族だし、少ないが友もいるからね。里から嫌われていて、どうしようもないからね。」
「ユクリアの里は手のひらを返してますからね。しかし、里は消えて来てるんだ。わがままで、保身を走るようで申し訳ないと分かっています。ユクリアの里を守ってください。プライドを捨て、恥じをしのんできました。お助け下さい。このどうりです。」
キラユイとュノンは頭を下げた。
「はっきり言ってユクリアの里は嫌いだ。キラユイとュノンはこの俺によくしてくれてた恩がある。できるどころまでやるがユクリアの里が発展していかないと手伝っても意味がないの分かっている?」
「は、はい。」
「言い方悪いけど、幼い頃に、俺は進言したよな。足掻くだけでは、ユクリアの里は滅ぶ。他の事も考えてと訴えたが聞こうともせず、考えようともしなかった大人たちは今はどうだ?酷いザマだ。昔やられたしうちで関わりたくないのは他の人だったらそうなる。自分の里の事は自分の里で何とかしろと言うだろう。俺だって甘くはない。俺はパーティー組んでいて、パーティーの事をサポートや、戦いで苦労するから、里まで考えるの無理な話なんだよ。俺は話合いの場所を提供や販売のことやらのことくらいしかできん。ユクリアの里での特産品を作って見せろ。そこから考えてやる。と伝えときなさい。」
「分かりました。マリアの話はごもっともです。この話はユクリアの里と繋がっております。・・・。出来次第、私、ユノンとキラユイが責任持って持って行き来します。話し合いにも参加します。」
「キラユイとュノンが参加しないで誰が参加するんだい?俺はユクレアの里の事は何も知らないんだぞ。なんせ、ユクリアの里なんで7年は里の中で暮らしてない、里の外で暮らしていたんだぞ。残りの9年は知らない場所で暮らしていた。里に暮らしていたら多少違ったはずだった。」
「そうですよね。助けられず、守ってあけられずにすみません。」
「マリアの事良く分かっている俺とュノンが参加した方がスムーズに行ける事だと思います。」
「アホか?話が通じなきゃユクリアの里は遺跡になるだけだろ。」
「すみません。」
「まぁまぁ。落ち着けよ。最初で最後のチャンスをぶっ壊すことはダメだから。」
「チッ。それで4日後の朝にに何作るかか、話す内容考えて話に来い。」
「分かりました。失礼します。」
キラユイとユノンは里に帰った。
「マリア。落ち着い手放そうか。」
「落ち着いてられるかい。なんの進展してない里がどう進展するか分からないし、どこまで理解しているか分からんだよな。」
「期限設けたんだろ?守らなければ終わりにすればいいんじゃないか?」
「そうだな。守れなかったらなかったらそこで終了だな。」
「そうだよ。落ち着いたか?」
「だいぶ、頭冷えてきたよ。フラヴィオがいなければ縁切って、ここに来させなかったよ。ありがとうな。」
「どういたしまして。この飲みものうまいな。」
「ホットワイン。」
「いつの間に持ってきたんだよ。」
「こっちに来る時に購入した。香り着けしようと思って買った。アルコールの度数が高いからある程度飛ばす余裕がなかったから今やっていた。」
「戻るまでに使用する予定あるのか?」
「あるわよ。肉や魚の臭み取れるわよ。」
「マジで。これを冷ましてっと。気づかないように毎回ワイン使っていたわよ。」
「そうなのか。だとしたら美味しい料理ありがとうな。」
「フフフフ。どういたしまして。」
「俺たちにも使えるようにしたいから教わろうかな?」
「教えるのは簡単だけど、量を気をつけるだけ。俺はでき量で味見しながら入れてるけどね。」
「それでもお願いします。」
翌朝には覚めたワインはしまっていて、朝食もできていた。
「みんな。おはよう。朝だよ。ご飯できてるぞ。顔洗って来いよー。」
マリアの掛け声とともに起きて、顔洗って朝食食べてた。
「今日の朝食も美味しい。マリアは、ご飯お上手なのですね。」
「お料理は、習っていたから、当たり前にできる。カナリアも覚えればできるよ。」
「本当ですか?」
「ああ。2人よりも美味いけどな。」
「マリアに叶わないけどな。」
「隠し味入れてるからな。」
「隠し味は何ですか?」
マリアは味見皿に少しすつ隠し味を出した。
「これが隠し味だ。飲めばわかるよ。」
マリルナとカナリアは1口飲んでびっくりしてた。
「ワイン?しかし、なんで赤ワイン?」
「こだわりは無いが赤ワインは料理に合うから使用している。こっちの巾着にスパイス入れている。」
「料理教わったら、料理の魔人とか呼ばれたことがあったな。」
「料理の鬼と呼ばれてたこともあるぞ。右に出るものはいないと言われるくらい美味しいんだ。・・・ちょっと待て。スパイスはどれくらい隠している?」
「え・・・い、言わないとダメ?」
「ああ。スパイスだけじゃなくその他もいろいろと隠し持っているだろ?」
「言ったら、パーティー外されそうで嫌なんですけど。」
「外さない。しかし、料理や戦いや戦略や策士や参謀としての軍師の力もあって、モンスタ―の知識事が分からない謎が多いから知る必要があるんだ。理解して欲しい。」
「・・・。分かりました。スパイスは先輩が街帰りに買ってきてくれるお土産と俺のオリジナルブレンドで五千種類位はある。戦いやモンスターの知識はここで暮らしていた経験があって、戦略や参謀は先輩に近くのダンジョンで身につけた。大したことはしておらんと思うけど?」
「先輩と一緒にダンジョン経験は短いはずだか?」
「そうだな。短ったがここでの暮らしが長い分、短期間ですぐに覚えられたつもりだからな。ちなみにモンスターの知識は全ダンジョン攻略したわけじゃないから全部は知らんが、各階層フロアに人竜の民達が第2階層の荒木道樹林(あらきどうじゅうかい)の人竜の民に集まって図鑑にしてるんだが、キラユイとユノンが本にして貰ったから、この通り本にしてある。」
マリアは図鑑を出した。
「この本は原本じゃない。コピーみたいなものだが、まだ解読や研究中のものだ。」
「その本はドラゴン後で我々の言語にしてないんだろ?」
「もちろんだ。今の所する気もない。したとしてもソフィール王国ルクラレの図書館に収めるつもりかな。冒険者達には自力でやってもらいたいものだ。」
「マリアの言うことは分かる。不正やほかの冒険者に譲渡や売買は行けないことだしな。策を練らない解けないな。」
「ユクリア里の特産品に盛り込めれればいいけどな。ソフィール王国と公約にも盛り込めたらいいんだけど。」
「提案なんだが、本当に困ってる冒険者達に譲渡か販売をする。その際に他の冒険者達に譲渡か販売を禁ずればどうかな?」
「・・・。しない方が良いかも知れないな。」
「しなくても良いのか?」
「複製は簡単にされると管理はどこまでできるのか考えたらやらない方が良いと思う。」
「そこをソフィール王国と話し合う必要だという事だな。マリアの口から話してもらえるか?」
「分かった。それを踏まえてよく考えて話すよ。」
「頼むよ。」
「はい。分かりました。」
「しかし、マリアに負担かけるな。」
「仕方がないよ。慣れてる人が俺以外いないんだからさ。できるようになればサポートしながら戦うからさ。それまでは手伝うさ。謝るより言うことあるだろう。」
「ありがとう。」
「どういたしまして。お礼言われると照れくさいな。」
「なぁ。カナリアにおまじない使えばずっとドラゴン語を話が話や文字が分かるようにできないか?」
「一時的にか?」
「おまじないが死ぬまでできるようにできぬか?」
「ん〜。おまじないでは血を手に残すのは直ぐに消えてしまうが、俺の血をカナリアに俺の血を流し込んで言霊でマリルナとフラヴィオと同じにするか?副作用が心配だな。お守りを持たせたところで何かつけてあげるべきか・・・。」
「マリア・・・。聞いてもいいですか?」
「なんでしょうか?」
「血の入れ墨は可能でしょうか?」
「刺青は一生残るものだし、ご両親が悲しむぞ。」
「わかっております。覚悟のうえで話しております。お願いします。」
「どこで知った。」
「以前、マリアの腕に刺青があり、人竜の民の証と聞きました。私の腕にマリアのオリジナルの刺青と血を入れると副作用は少ないのではと思いまして、どうでしょうか?」
「こだわりがあるようだけど、なんで?」
「マリルナとフラヴィオとマリアが入れている入れ墨は人竜の民の言葉であるドラゴン語が喋れてるので入れたら話せるようになると思いました。」
「はぁ・・・。残念だがこの入れ墨はダダの飾りみたいなものだよ。喋るようになったのは俺が話しながら教えたんだ。」
「マリア。1発で話せるあの技を使えばどうだい?今日1日はなんとかなるだろうし。話せるようになりたいなら。」
「・・・。はぁ。分かりました。カナリア、そんなにドラゴン語を話せるようになりたいの?」
「マリアがドラゴン語喋っていてかっこいいですし私もしゃべれるようになりたいんです。無理を言って申し訳ありません。」
「話せるようになったらどうしだいん?」
「このパーティーでお話したいですし、人竜の民の皆さんと話をしたいです。作戦会議でも使えら最高思いますし、通訳もしたいと考えてます。」
「入れ墨を入れるのもドラゴン語を話せるようにしてもいいんじゃないか?マリアにとっては禁術のひとつくらい得意だろ?」
「お前らなぁ。まあいいでしょう。どのデザイン入れたいんですか?」
「えーと花を入れたいんですがいいのはありますか?」
「ラフィル王国に桜の花はありますか?」
「あります。ラフィル王国は桜とツタの羽倉が有名です。」
「あれか。あれは書いたことあるから、行けるな。それを入れようか?」
「いいのですか?それ見るの大好き花も綺麗ですし。お願いします。」
「小さく可愛らしい花ですよね。それとプリンセスなんでティアラ入れましょう。こういうのはどうでしょうか?」
「桜とツタの羽倉ととツタの羽倉の花とティアラをどう入れるんだい?」
「ティアラを真ん中にメインで上下に桜、左右にツタの羽倉の花置いて、とツタの羽倉をとツタの羽倉の花を繋げる感じでこんな感じで作る感じ散りばめるのはできるが難しいんだ。紙に書くが決めよう。」
「そうだな。書いてくれ。」
「はいはい。」
マリアはノートを出しだし、絵を書いて見せた。
「可愛い。私好きなデザインです。色合いも良いですね。中にツタの羽倉の花を中や外に散らせるとまとまりないですね。上迎左右に花がある方が良いですね。」
「決まりだな。」
「あの、マリルナ様とフラヴィオ様とマリアの入れ墨のデザインは違いますよね。」
「マリアのはドラゴンと桜とツタのアレンジ、フラヴィオは弓矢とダイヤにツタ絡ませた奴、俺は剣をクロスに月桂樹デザインをモチーフだ。」
「マリルナとフラヴィオはそれぞれのイメージと職業でアレンジしてデザインしてるんだよ。マリルナとフラヴィオは気にってもらえてるけどね。」
「初耳だな。教えてもらえるか?」
「フラヴィオはレンジャーだろ?レンジャーは弓矢得意としてるからそれをメインにして形にはまらないことからだいやにしツタはみんなを結びつける意味を込めて弓矢とダイヤにツタ絡ませた奴にしたの。マリルナは全ての職業の元祖と言われているループクレアルは刀を得意をするから刀にし、月桂樹デザインは勝者の意味が有るんだげど皆を勝利、良い方向に導いてほしいから剣をクロスに月桂樹デザインをモチーフにしたの。マリルナは導きとフラヴィオはまとめるだね。」
「マリアは?」
「俺?」
「それ、聞いた事ないかもしれないな。来た時には大きく描かれてたからよ。教えてくれよ。」
「話したことないな。ドラゴンは人竜の民の証で桜はこの国の名産でツタは繋がりの意味がある。ドラゴン人竜の民の証で入れないといけないんだが、桜とツタは恩人のドラゴンの指示なんだ。ドラゴンと桜とツタのアレンジは気にっている。」
「入れ墨はお腹に入れてるんですね。」
「そうなる。」
「しかし、このデザインを入れ墨として入れてもらえるんですか?」
「いいですが、どこに居れるのですか?」
「マリアと同じ場所にお願いします。」
「わかったわ。誰か見えるか分からないらできないわ。」
「簡易テントを立てるから早く入れてくれるか?」
「入れ墨を入れたら数日動けないから、最初に俺の血を入れさせてもらう。回復が1日で済むから。俺の血入れるのは嫌か?」
「急ぎで入れて欲しいです。」
「道具はそろってるのか?」
「あるわ。簡易テントお願いします。」
「任せろ。」
「ありがとう。」
マリアとカナリアはテントの中で入れ墨を入れ1日お泊まりして翌朝カナリアは目を覚ました。
「おはよう。気分はどうだい?」
「ボーとしますが、お腹が痛みが少しあります。」
「昨日の昼間に入れ墨を入れたからね。筋肉痛みたいなものになってるから、朝食を食べてから痛み止めを飲めるかな?」
「分かりました。」
「鏡あるんだけど、見てみるか?」
「は、はい。」
マリアは鏡をカナリアに渡し、カナリアは見るとびっくりしてた。
「こんなに素敵な作品にしてくれたんですか?」
「時間かけて描きたかったか、時間がなかったから、俺の血をカナリアに最初に入れといてよかったし、副作用出なくてよかったよ。」
「マリア。カナリア目覚ましたなら言えよな。カナリア。マリアの血液は特別なんだ。」
「どういうことでしょうか?」
「マリアは自己修復や、副作用出ない、回復にするのに特化した万能の血と言われてる。倒したモンスターは、フロアから出て戻ると復活してるくらいすごいんだ。」
「命は縛られはあるが、人竜の民はこのダンジョンと相性良いから、すぐに良くなるだけのことだけよ。カナリアには俺の血を入ってるから、回復は早いかもしれないと思う。半日で何も無かったくらいの回復してますよ。」
「本当か?」
「ええ。お腹にはもう馴染んでますし、9時くらいには歩けると思うので出発できますよ。」
「そうか。カナリアの様子みながら動くしかなさそうだな。」
「マリアにメインで戦ってもらいつつ、俺とフラヴィオがカナリアを守る方法をしばらく撮った方が良さそうだな。」
「マリアはしばらくその戦いでも行けるか?」
「いいよ。様子見で徐々に本来の戦い方に戻せばいい。」
「ありがとう。カナリア、マリアは医療もプロだから、頼っていいからな。」
「そうなんですか?困った時に頼らさせてくださいね。」
「あ、ああ。」
マリアはデレ臭そうにそっぽ向いた。
「元気になるように精進料理の粥にしてみたんだが、どうかな?」
「いいじゃい。マリルナとフラヴィオで作ったのか?」
「凄いですね。ルクラレ図書館で作られてたんですか?」
「いや、マリアが教えて貰った料理なんだ。マリアはなんでも作れるし、戦えるし、医療でもできるから、リーダーになってもらいたいくらいだが、指示出す人が居なくなると困るから、俺がリーダーやって欲しいとお願いされたんだ。俺とフラヴィオはできることは限られてる分、教わることが多い。」
「マリアは誰かに教わって作るのですか?」
「ほとんどが・・・。ソフィール王国の者が教わっ物で味は独学だね。簡単に覚えてしまえば後は独学で味を作ればいいだけなんだよね。マリルナとフラヴィオはあまり食事取るのはあまり好きじゃなく少ししか食べれ無かったんだが俺が作った食事は最初は食べてくれて、今はかなり食べてくれるからルクラレの図書館の皆が大喜びしてくれたんですよ。」
「かなり食べれるようになった途端に動揺と喜びで涙流す者もいたな。」
「みんなはマリアが作った料理は料理人くらい美味しかったのと俺とフラヴィオは食べれなかったものが多くてマリアはマリルナとフラヴィオが食べれないのが気づいてマリアは俺とフラヴィオのために作ってくれた。淡々といろんなもの食べれるようになったし、量も増えたんだ。マリに感謝してるんだ。」
「マリルナとフラヴィオは舌が肥えた超グルメやろうになった。」
「そういうこと言うのはマリアだけだぞ。普通に食べてるね。と見ないってるぞ。」
「いやいや、マリアと会った頃に比べて褒めてるんだって。カナリア。マリアとマリルナは仲がいいが恥ずかしさとつんつんしてしまうのはな思春期と反抗期みたいなものなんだ。気にしないでくれ。」
「やり取りしてても楽しいので気にしないでください。」
「ありがとうな。信頼関係は凄いんだけどな。」
「フラヴィオ、カナリア。モンスター出たぞ。行けるか?」
「本当か?行く。」
『身体が軽い行ける気がする。』
「私もやります。」
「病み上がりだから、無理するなよ。」
「はい。後方から行きます。皆さんの能力と戦闘力上げます。『カラネスタ』。」
味方の能力と戦闘力が上がった。
皆で戦って勝てた。
「みんな、お疲れ。何とか勝てたな。」
「マリルナの指示の良さとフラヴィオが援護射撃は上がってよかったよ。カナリア。初めて戦った時に比べてみんなと肩を並べて戦えれてるようになったし、腕も上がった。良い事だ。みんなと一緒に冒険者として、祈りの儀式を成功させよう。」
「そういえば、祈りの儀で隠し事してないか?」
「・・・。言うと、雰囲気が災厄になるんだもの。」
「策も考えて持ち合わせてるんだろ?雰囲気が災厄になっても良いから話してくれ。」
「・・・。わかったわ話すわ。人竜の民とラフィル王国とソフィール王国は関係はなさそうで大いにあるんだ。ラフィル王国では数百年に一度でソフィール王国で公国の儀式『祈りの公女』行われるというのはラフィル王国とソフィール王国は友好関係がある。数百年に一度行われる『祈りの少女』・・・まぁ祈りの儀は生贄の儀なんだ。」
「はぁ?ちょ、ちょっと待った生贄の儀と言うのはどういう事なんだ?」
「ラフィル王国とソフィール王国は双子が作り上げた国なんた。ソフィール王国が国に発展した際に人間を食べる巨体モンスター出たんだ。その時にループクレアルという特異体質という人が封印した。その時にその時に双子プリンセスの片割れが今のラフィル王国の姫様・・・カナリアのご先祖様なんだ。数百年に一回封印しなおすダメに生贄でプリンセスの手の甲に儀式の紋章が出る。ループクレアルは生贄として選ばれるんだ。」
「人竜の民は関係ないのでは?」
「大いにある。大きいモンスターを封印の際人竜の民も一緒に封印されている。人竜の民も祈りの儀に参加を人竜の民と人間は手を取り合えば里に踏み入らないっと約束されたんだ。始祖は未来では祈りの義の際に人喰いモンスターを倒し、祈りの義はなくなるだろう。共存の道を開拓してくれる子が必ずや産まれるだろう。その子を大切にすれば最高の人竜の里になるだろう。と残したんだ。」
「だが、今では約束は反故された事で今回の祈りの義が無くなるってことか?」
「本来はな。リュウキュウ様は始祖が生まれた時から生きておられるから数億は生きておられる。俺を見て生まれ変わりで話し合いの選別や、この儀式を終わらせてくれると信じでくださったから、指名したんだろう。と思うが全て俺に託された。」
「だが、この儀式が行うとしたらマリルナが封印されるって事じゃないですか。」
「俺の目的を話してはないぞ?」
「目的?封印を実際にやるなら怒るぞ。」
「失礼だね。はっきり言って2つだ。」
「教えてくれ。」
「1つは人食いモンスターを確実に倒す。2つループクレアルはもう必要されなくなる。ループクレアルとして選ばれたマリルナは封印から助ける。それを壊す。その2つが目的だ。もちろん。沢山の人やマリンズを守るよ」
「当たり前だ。行く贄にするかと思った。安心した。しかし、マリルナを助けると言ってもどうやって助けるんだい?」
「今回の祈りの義の場所は分かってますか?」
「分からないか、関係あるのか?」
「ありますよ。場所と場所が繋がっていて、助けるのもそれもまた場所と場所が繋がる場所なんだ。」
「アルビウス遺跡のことでしょうか?」
「正解。アルビウス遺跡だ。あそこが人竜の民が守ってきた遺跡だ。人竜の民の選ばれた者が移動可能なんだ。」
「おいおい待てよ。マリアが勝手に移動したら俺らが困るぞ。」
「移動と言っても逃げる用だけとか考えてる?」
「他にもあるのか?」
「不意打ち・偵察。メインであるマリルナ封印の間に飛び込んで助ける。」
「マリアとしては使いたくないのでは?」
「良く分かっるわね。幼いころに遺跡でやったことあるけど使うと身体がしんどいのよね。」
「そうか。いざと言う時にお願いしてもいいか?」
「了解。」
「マリア。私は不安があります。」
「カナリア、どうした?どんな不安?」
「話し合いです。生贄としてしてくれと言われたら、どうしましょう。」
「時代は変わった。昔なら、生贄になってくれだったら、受け入れたかもしれぬ。しかし、今の時代など変わったからこそ生贄を出さず、この生贄は終止符を打つべきだと考える。違うか?マリルナと共に行きたいと願うのはわかる。俺もフラヴィオもマリルナに生きていて欲しい。俺も生きて、『マリンズ』というチームで生きていきたい、冒険者として、子供も欲しいと願うことも願う事もあるからこそ、終止符と幸せをどうしたら、守れるかをみんなで考え、答え探しをするんだ。必ず見つかるはずだから。間違えたなら、正しい道に戻すよう修正かければいい。俺たちならできるはずだ。」
「できますか?」
「諦めたら、冒険者として、人生は終わりだぞ。マリルナ、フラヴィオ、そう思わないか?」
「マリアに言われたら、終わりだな。人竜の民と言う、万能の竜人様がいる限り諦めては行けないな。カナリア。俺たちは恋人になったんだから、みんなで乗り越えれば、絶対にいい結果になるだろうから。やってやろうぜ。」
「マリルナとマリアの言うとうりだな。目標がある限り戦いと前に進む事を考えようぜ。弱音吐いてもいいよな。みんなで励ましあって、楽しいこともあってもいいと思うぜ。」
「ありがとうございます。私は私なりに頑張ります。」
「何が違うけど、まあいいか。」
「細かいこと気にしないの。よくあそこまで戦えた事が大きな1歩でしょ?戻るまでが現在のミッションでありも最初の課題でしょう?」
「そうだな。マリア、参考としてルートとの出るであろうモンスタ―の情報をくれるか?」
「はいな。今までのモンスタ―と一緒に出るのはアシラスカが出るやらこのルートしか動かないから避けるならここで隠れて動きを様子見て動けばいい。戦いながら行く方法がある。」
「確か『アシラ』は足の早い鹿って意味で、『スカ』強い、負け知らずと意味で、足の早く喧嘩ばっやいモンスターだよな?」
「そうだ。そのモンスターだ。避けていくのも戦うにもメリットデメリットがある。」
「聞かせてくれ。」
「ああ。避けていくのはメリットは戦う事ない分怪我がないが、デメリットとして経験が積めずこの先に進む強敵に経験無しだと負ける確率だってある上にこのパーティー全滅だって有り得るぞ。戦う方はメリットは戦えば経験になるし、回避や次の動作もできるはずだ。デメリットパーティーの全滅や怪我はするし、荷物がかさばるって事だ。
「場合によって逃げてもいいが、戦える時に戦った方がいいな。」
「倒したモンスターで料理作ってくれますか?」
「希望であればね。あくまで参考にしてくれ。」
「ありがとう。片付けたら、行こうか。」
「おう。」
皆で朝食と片付けして、木札を取ると後ろから、カサっとなにか落ちるような音がした。
アシラスカが地面に足をつけた状態だった。
「マリルナ。アシラスカに目つけられたぞ。どうする?」
「戦闘態勢の状態で行くぞ。」
「おう。」
武器を構えたまま進むとアシラスカが襲ってきた。
アシラスカの突進にかわし切れず突き上げる動きした瞬間マリアは大刀でアシラスカの頭を叩きつぶし、横にスイングしたら倒れた。
「マリア・・・。すげ〜。ってマリア大丈夫か?」
「戦いでは叩く、なぎ払うって技は時には使えるようにしといてよかった。」
「カッコよかったけど、無茶あんますんなよ。怪我したら、シャレにならんぞ。」
「すまん。気をつける。」
「いや、独断でやってくれるとありがたい。怪我しない程度で頼むよ。」
「お、おう。あの動きは久しぶりに動けると思わなかったわ。」
「久しぶりなのか?」
「ここで暮らしてた時にみにつけてた戦い方のひとつなんだ。幼いころに身に着けてよく使ってた技だからなぁ。」
「そうか。経験が行かされたことになるな。マリアに感謝してるよ。」
俺は迷惑かけてるしか思えんぞ。」「そんなことは無い。助かったのは確か。これを処理してすぐ行こう。」
「はい。」
マリアは処理を直ぐにして出発して連泊しながらモンスターを倒しながら出入り口近くでやっと着いた。
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