今日も明日も君を想う。




だけど、私が雄輔君を手放せるわけがない。






そう思った私は、"死"を選んだんだ。







結局死ねなかったけれど…。






夢で見た通りのことが起こって、幸せなはずなのに、どうしてこんなにも心が悲鳴をあげるの?








苦しくなんてない。






辛くなんてない。







そう言い聞かせれば聞かせるほど、辛くなっていく。
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