ある雪の降る日私は運命の恋をする
次の日

昨日のような怠さも無く、体が軽くなった。

楓摩に、朝、家に送ってもらい家で安静にしている。

ベッドの上で寝てるだけなのは少し退屈だけど、これ以上楓摩に心配かけるわけにもいかないしね。

楓摩は、昨日泣いてたことが嘘のように、いつも通り笑っていた。

本当に昨日のは何だったんだろう。

私、何かしたかな……?

そんな事を考えながらベッドでゴロゴロしていると、いつの間にかお昼になって、そして夜になった。

とくに何をするでもなく、ゴロゴロしていただけなのに、時間が経つのは早いものだ。

こうやって、家に居ると自分が白血病だということも忘れてしまう。

私、いつになったら退院出来るのかな?

いつになったら、病気、治るかな?

早く治したいな…
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