ある雪の降る日私は運命の恋をする

楓摩side7

仕事を早く切り上げて、朱鳥の待つマンションに帰ってきた。

すると……

あれ?なんか、いい匂いが…

ガチャ

「ただいまー」

「あ、おかえりー!」

そういうと、朱鳥は小走りで玄関まで来てくれた。

「ごめんね、待ったでしょ?」

「ううん!大丈夫だった!」

朱鳥は、とても元気そうで安心した。

「じゃあ、俺、ご飯作るから朱鳥は…」

「ご飯なら、私が作ったよ!!」

「えっ」

「こっち、来て!!」

朱鳥に、手を引かれリビングに行く。

リビングのドアを開けた途端…

美味しそうな匂いがする。

テーブルの上には、肉じゃが が証明に照らされてキラキラと輝いていた。

「これ、朱鳥が作ったの?」

「そうだよ!」

「すげぇ、めっちゃ美味しそう!はやく、食べよ!」

「うん!」

急いで、スーツから着替えてきて食卓につく。

「「いただきまーす!」」

ホクホクのジャガイモ。

味が染み込んでいて、とても美味しい。

「やばっ、朱鳥天才!!めっちゃ美味しいよ!」

「ふふっ♪ありがと!」

あっという間に食べ終わり、食器を片付けて、食洗機をかけた。

それから、リビングに戻りソファに座る。

すると

「楓摩~!」

朱鳥が、くっついてきた。

「ん?どうした、朱鳥?」

笑顔の朱鳥が可愛くて、こっちまで笑顔になる。

「このまま、くっついていていい?」

「もちろん、いいよ。朱鳥は、甘えん坊さんだね♪」

朱鳥は、俺の腕に抱きついてきて、顔をスリスリしてる。

可愛すぎだよ////
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