追い詰められた...かぐや姫
「お仕置きってなにすんのよ。」

そうもはや奴は臨戦態勢いつだって魔法という名のチートを使って来る気満々だ。


説明しよう。

いくらかぐや姫と言えども、ただの奴が勝手に呼び始めた名ばかりの月の姫。地球では一切やつに抵抗は出来なかった。だが月では魔法も少しは使える...が、使えると言ってもせいぜい生活魔法ぐらい。魔力が高いこいつには到底かなわないのである。



.......月の姫が聞いて呆れる。

なぁーにがかぐや姫だ。けっ...



取り敢えず何が起こるのか知るのが先だ。



「貴方が名前を呼ぶまで視界を奪って差し上げましょう。流石にそれ以上は可哀想なので。」



視界を?


見えなくなるってこと?


え、なにそれ怖い。
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