それはきっと、君に恋をする奇跡。
気になって、チラチラ水瀬くんを見ていると。
「……!」
目が合っちゃって、慌てて逸らす。
やだっ……!
なんでこっち見るかな……。
心臓がバクバクし始めたとき。
「今、俺のこと見てた?」
その輪から抜けた水瀬くんが、あたしの元へやってきた。
「……っ!!!」
自意識過剰!?
視線が流れて目が合うなんてよくある話なのに。
「なあ、陽菜。今日って暇!?」
「へっ!?」
暇……って?
「あのさ、つき合って欲しいとこがあるんだけど」