一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
望:玲奈、ご両親からメールかな?、何て来てたか教えて欲しい。


玲奈:望、父さんと母さんが赤ちゃんの名前を考えたからとメールくれたの。玲音(れお)だって、どちらも使える名前だね?。


望:うん、どちらも使える名前で素敵な名前だな。この中から赤ちゃんの名前決めたいな。


玲奈:そうだね、素敵な名前ばかりでもう少しどれにするか考えていいかな?。


望:そうだな。ゆっくり考えて名前を選びたいな、玲奈。明日は、途中まで送ってから学校に行くから早めに寝ような。


玲奈:ありがとう、望。明日、私も来学期から産休する事校長先生に話してくるね。


望:うん、玲奈。産休になったら赤ちゃんに聴かせるための曲を少しずつ休みに探していこうな。


玲奈:そうだね、胎教に良い曲を少しずつ見つけたいな。


-次の日。


玲奈:おはよう、望。まだ赤ちゃんがお腹にいる実感はないけど、すくすく成長してくれるのを願って産休までの時間を過ごしたいな。


望:おはよう、玲奈。玲奈はもうお母さんになる心の準備出来てるんだな。途中まで送ってくから早めに出かけような。


玲奈:うん、望。お母さんなるから赤ちゃんが幸せになるようにしっかりしてたいの。


-学校に着くと、望と玲奈はそれぞれ話をしていた。この時の二人は、まさか玲奈にとって産休入る前に通っていた教師生活が最後になるなんて思っていなかった…。



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