一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
特に連絡事項はないからホームルームを終わりにする。


レイラ<支倉先生へ
真宮です、さっきは連絡先ありがとうございました。明日放課後に、教室出る前にメールします。>


詩音:紗菜、レイラと先に帰ってるから明日ね。


紗菜:うん、詩音、明日ね。


レイラ:詩音、帰ろう。紗菜、先に帰ってるね。


紗菜:うん、レイラ。


涼:神永さん、くじを作るのはどうしようか?。


紗菜:大河内君、皆が分かりやすくて楽しめるようにしたいと思ってるの。


涼:そうだね、色つきの紙の裏に番号書いたら表は綺麗だから欲しい人にはあげるつもりだよ。どうかな?。


紗菜:大河内君、いいと思うよ。もらった人は思い出になるし、時間が過ぎたら振り返るきっかけになると思うの。折り紙なら種類あるから男女で色違いにしやすいね?。


涼:神永さん、そうだね。折り紙なら様々な色もあるから男女で選びやすいよ。支倉先生に話して大丈夫なら、買い出しに放課後に行きたいと思う。


紗菜:うん、大河内君、さっそく支倉先生に話してみようよ?。もし、大丈夫なら明後日放課後大丈夫かな?。


涼:そうだね。職員室に行こう、神永さん。明後日放課後大丈夫だよ。
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