一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
-レイラは教室を出る前に支倉先生へメールをして、待ち合わせ場所に少し緊張しながら向かった。


レイラ「支倉先生へ
これから教室を出て向かうのでよろしくお願いします。レイラ。」


望「レイラへ
分かった、俺もこれから向かうから待ち合わせな。望。」


レイラ:支倉先生早いですね、待っててくれたんですか?。


望:うん、生徒を待たせるわけにはいかないし真宮さんと約束したから早めに来たよ。中に入ってから話そう。


レイラ:ありがとうございます。はい、支倉先生。


ガラ-。


望:今日はパーティーの事が話したいのではなく玲奈の事が知りたいんだよな?。


レイラ:はい、玲奈お姉ちゃんが支倉先生と一緒にいたときを知りたいんです。毎日あんなに楽しそうにしてたし、クリスマスの予定知るまではマフラー楽しみに編んでました。


望:出会って一年目は過ごしたけど、翌年は、夜勤の人が急に出れなくなって出勤したんだ。それでも夜勤の後に会いに行くつもりだったしまさかあんな事になるとは思わなかったよ。


レイラ:それでも玲奈お姉ちゃんは、過ごせなくても仕事だからと理解しようと言い聞かせるように私に話してたの。見てて辛かったけど、我慢してるからそれ以上言えなかった....。


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