一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
-一方修吾は雪乃を送ってから家に帰った。桜が散って行く前に花見を出来たらと雪乃に話すことにした。


修吾:雪乃、桜が散ってしまう前に休みを利用して花見をしないか?。


雪乃:うん、修吾。私も花見をしたいと思ってたよ。気持ちが一緒で嬉しいな(笑顔)。


修吾:良かった、日にち決めたらメールするから待ってて欲しい。


雪乃:うん、楽しみにメールを待ってるね。


修吾:なるべく早めにメールするよ。気をつけてな。


雪乃:うん、修吾。


望:大河内は、どこまで送れば近いか教えて欲しい。


涼:学校の近くにある公園までお願いします。そこからは近いから大丈夫です。


望:わかった、優ターンしてから向かうよ。確か一人暮らしをしてるんだよな?。生活は大変じゃないのか?。


涼:神永さんにも聞かれたんですが、最初は手探りでした。一人暮らしを始めてから一年過ぎたので慣れました。


望:そうか、俺は未だに慣れないよ。玲奈が生きてたら違ってたろうな。毎日でなくても泊まりに行き来できたはずだから。


涼:玲奈さんですか?。もしかして玲奈さんは生きてた時の支倉先生の恋人だったんですね?。


望:うん、俺が約束守れなくて、その間に事故に合って亡くなったよ。なかなか悲しみが消えなくて、真宮さんは、玲奈の妹なんだ。





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