第3者恋
夏真っ盛り
夏休みのある日、祈音から電話がかかってきた

「はい」

『誰も遊ぶ人いないから誰か遊ぼ…(泣)』

「いいよ」

『華奈大好き』


と言うことで私と祈音は遊ぶことになりました。今日は部活もないからね


祈音と2人で遊ぶことは結構な頻度で遊んでる。何故なら部活が一緒だから


「ごめん、華奈」

「おはよー」

「よし、水着を見に行くよ」


えぇぇぇ!!

そういう事なの!?

私も持ってないけど……


水着のお店を見てみると可愛い水着や、大人なっぽい水着やら。沢山あって決められそうになかった


「華奈はこれとか似合いそう」

「そうかなぁ?」


と言って出してきたのはちょっと派手目の水着だった


そこから沢山悩んで私は胸元カバーのあるセパレートタイプ。下はスカートで、青色に向日葵が描かれている


祈音はノースリーブにショートパンツ。私も祈音みたいに上付きにすれば良かった


「今日はありがとー」

「私も水着買えたから」

「あ、あのカフェ行こ」

「あそこって…」


そこは、テレビでも噂になるほど有名なカフェのチェーン店。


こんなに近くにあるんだ

しかも、裏道を通ったから見つけたので、全く並んでなかった


「この前テレビでやってたよ」

「まじ!!」

「うん」


メニューを見るとどれも美味しそうに見えた

特に目に付いたのは、
朝ごはんで出てきそうなメニューとパンケーキが付いているもの


「祈音は何にする?」

「このパフェ!」


私もだと思うけど、祈音は私以上に目をキラキラさせていた
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