私の最後の愛

私のジェスチャーが分かったのか総司は携帯を耳に当て誰かと話始めた。

ここで断っていたら何も無かったのかな。

3人と他愛もない話をしながら廊下を歩く。
すると葵達は部室のある人気が無い方へ歩いて行く。

「ねぇ、どこ行くの?」
怪しく思って聞いても3人は私を無視する。

「ごめんっ、もう少しで時間だから帰るね?」
そう言った瞬間私の体は後ろへ引っ張られる。

周りを確認すると埃臭くてじめっとしている。

「あー疲れた」葵はそう言いながら髪を止めていたバンズを外した。

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