【完】マンガみたいな恋をしよう
そんな話をしていると体育館に着いた。
「うわぁ〜…すごい混んでるね…」
「だって、あの真広ちゃんの試合だもん。男子ばっかりだ〜」
あまりの人の多さに体育館の入り口で呆然と立ち尽くす、私と花音ちゃん。
…さすが、天下のまひろ様。
試合が始まったらひろの活躍に、みんなびっくりするんだろうなぁ〜!!!
「…よし、花音ちゃん、勇気を出して前の方に陣どろう!」
「うん!!!」
そう気合を入れて、観客をかき分けながら前の方に進む。
ようやく光が見えてくると、颯くんが1番前で座っていた。