L'eau, je suis important...



「望…くん?学校お疲れ様!」

「名前で呼ぶなよ。」


さっきまで笑顔だった望が一気に不機嫌になった。


「だって僕、望くんの名字知らないもん!」


望に嫌な顔されたのに普通に返すことができる玲は強いな。

メンタルが。


「はぁ?お前は俺の名前知らずに蝶月と一緒に戦いたいって言ったのかよ!」

「うん!」

「他のメンバーのもか?」

「もちろん!」


あっけらかんと言った玲に望は怒りを通り越して呆れている。

望は誰よりも蝶月を、仲間を大切に思っている。


「はぁ…悠太〜やっぱり昨日の取り消すわ」


そんな望が玲の言葉を聞いてこうなるのも無理はない。


「昨日のって何〜?」

「うっせぇー!お前は黙ってろ!」


あーあ。喧嘩始まっちまった…。

宏樹と康介、どっちか来てくんねぇかな〜


スマホをいじり、2人に早く来るように伝えた。

頼むから早く来てくれ…。


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