L'eau, je suis important...




「は?嫌!
それだけは絶対に嫌!」



ちょっと不機嫌になりながらそう答えると、



「さっきのこと覚えてないわけ?」


更にニヤニヤしはじめる玲。


「はー?
元はと言えば、お前がうるさかったのが悪いだろ!?」


かなりキレた俺に
割とビビる玲。




「ごめん!ごめん!
調子乗りすぎた!!」


手を合わせて謝る仕草をする。


「あー。まぁしょうがねぇーな。
許すけど、実行委員は、やんねぇーぞ。」


若干、玲を見下しながらそう言った。



「うん!許してくれるだけでいい!」


どこぞの女子か!お前は。
口調が女っぽくなってるぞ。


―キーンコーンカーンコーン


喧嘩?というか、話し合いがついたところで、
チャイムがなった。



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