借金取りと私の関係【完】
「あ、ちょ…見ないでよ…!」



「だから、アンタの着替えなんて見ても興奮しねーって」



「そ、そういうことじゃなくてですね…っ」



ギャーギャー言う私の前に、黒崎さんが近づいて、



「な、なに…?」



私の目線にまで腰を下ろすと言う。



「嘘かも」



「え…?」



首をかしげた私に、黒崎さんは妖艶な笑みを見せると、いきなりキスをした。
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