純情シンデレラ
「いやねぇ?ここにはいつも、松本さんご本人さんが持って来るから。松本さんのことは、あの子が大学生の頃から知ってるけど、恋人が持ってきたのは初めてなのよぅ」
「えっ。わ、わたしあの人の恋人じゃないです!」
「あら。違うの?」
「違います違います!」
「あぁそう。どっちにしても、松本さんの代わりに女性が持ってきたのは初めてだったから。しかもこんなに可愛らしいお嬢さんだから、てっきり恋人かと思ったんだけどねぇ。まぁいいわ。えーっと何かしら・・あぁそうだ。今日お預かりした洗濯物ね?」
「あ・・はい」
「本当は、朝の10時までに持ってきてくれたら、その日の16時以降に受け取りが出来るんだけど、松本さんは常連さんだし、事情が事情だし。それにまだ午後4時まで時間あるから、今日受け取りできるように、お洗濯仕上げるわね」
「あぁ、それはどうもすみません。助かります」
「特別料金なんて取らないから、安心してね」
「すみません。ありがとうございます」

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