純情シンデレラ
「お父ちゃんは、米軍さんがよく行くバーで、アメリカのフォークソングやカントリーミュージックを歌っていました。私が小学校に上がるまで、米軍基地があるところを転々としながら暮らしていました。私が小学生になってからは、お父ちゃん一人で行くようになって、何日か家を留守にすることが増えました。私は寂しかった。たぶん、お母ちゃんも寂しかったと思います。でも、お母ちゃんはいつも笑顔だった。“楽しいね”が口癖で、お父ちゃんが元気で、好きな事をしてること。わずかでも、それでお金をもらえていることがありがたいって言ってた。経済的には決して裕福じゃなかったけど、私は・・・毎日が楽しかった」
明日食べるものに困っていても、なかなか新しいお洋服を買ってもらえなくても、私にはお父ちゃんとお母ちゃんがいる。
たとえ粗末なつくりでも、3人一緒に暮らせる屋根のついた家がちゃんとある。
それだけで十分だった。それなのに・・・。
明日食べるものに困っていても、なかなか新しいお洋服を買ってもらえなくても、私にはお父ちゃんとお母ちゃんがいる。
たとえ粗末なつくりでも、3人一緒に暮らせる屋根のついた家がちゃんとある。
それだけで十分だった。それなのに・・・。