純情シンデレラ
痴漢かもしれない男の人に、痴漢避けのガードをしてもらうなんて。それは皮肉でしょう!
顔がちょっとニヤけたところをみると、実は私が内心必死になってるって、この人気づいてるのかもしれない。
それが癪だと思った私は、一瞬だけムッとさせた顔を、松本さんに向けた。
それでも松本さんは、引き続き顔をニヤニヤさせながら「君に気づいたらガードしてやろう」と言った。
「いや。だから・・」
「だが俺は、いつも同じ車両に乗らない。だから気づいたらの話だ。君も毎日同じ車両には乗らない方がいいと思うぞ。あとはそうだな・・せいぜいその小さな体が埋もれないようにしておくことだ。じゃなきゃ、いくら大柄な俺でも、あの人まみれの中じゃあ、君を見つけるのに苦労する」
なんですってぇ!
何よ、自分がちょっと背が高くて大柄だからって、そんな言い方しなくてもいいじゃない!
何も私は、好き好んでおチビになったわけじゃないんだから!
「あなたに見つけてもらわなくても結構です!さっきも言ったでしょ!」
「あぁ?そうだっけ?」
なぜこの人としゃべっていると、何かしらつっかかりたくなるんだろう。
売られたケンカを買うように、この人が仕掛けてくる言い合いになぜホイホイ乗ってしまうんだろう。
私は内心プリプリしながら、松本さんを睨み見た。
松本さんも負けじと私を見おろす。
今、私たちの間には、青い火花がバチバチ散ってるのかもしれない・・・。
顔がちょっとニヤけたところをみると、実は私が内心必死になってるって、この人気づいてるのかもしれない。
それが癪だと思った私は、一瞬だけムッとさせた顔を、松本さんに向けた。
それでも松本さんは、引き続き顔をニヤニヤさせながら「君に気づいたらガードしてやろう」と言った。
「いや。だから・・」
「だが俺は、いつも同じ車両に乗らない。だから気づいたらの話だ。君も毎日同じ車両には乗らない方がいいと思うぞ。あとはそうだな・・せいぜいその小さな体が埋もれないようにしておくことだ。じゃなきゃ、いくら大柄な俺でも、あの人まみれの中じゃあ、君を見つけるのに苦労する」
なんですってぇ!
何よ、自分がちょっと背が高くて大柄だからって、そんな言い方しなくてもいいじゃない!
何も私は、好き好んでおチビになったわけじゃないんだから!
「あなたに見つけてもらわなくても結構です!さっきも言ったでしょ!」
「あぁ?そうだっけ?」
なぜこの人としゃべっていると、何かしらつっかかりたくなるんだろう。
売られたケンカを買うように、この人が仕掛けてくる言い合いになぜホイホイ乗ってしまうんだろう。
私は内心プリプリしながら、松本さんを睨み見た。
松本さんも負けじと私を見おろす。
今、私たちの間には、青い火花がバチバチ散ってるのかもしれない・・・。