純情シンデレラ
「うん、まあね。不利どころか、助かると言っていいよ。ま、ここまで話したんだから、あともう少し正直に言っちゃうと、志朗君からの“助言”がなくても、有栖川建設との取引は、近々止める予定だったからね」
「えっ?そうだったんですか?」
「ああ。ここ数年の土地ブームに乗って、有栖川建設は飛ぶ鳥を落とす勢いで業績を伸ばし続けている。おまけにこの3年、連続して利益率120パーセント超ときた。かなり儲けてるよねぇ。ホント、異常な伸び率だよこれは。だが、建設ラッシュは今がピークだと言える。だからうちサイドから見れば、取引を止めることが早まっただけの話なんだよな」
「なるほど・・」
説得力のある大津課長の話に、上野課長と石狩さん、そして私の3人は、頷きながら納得していた。
「えっ?そうだったんですか?」
「ああ。ここ数年の土地ブームに乗って、有栖川建設は飛ぶ鳥を落とす勢いで業績を伸ばし続けている。おまけにこの3年、連続して利益率120パーセント超ときた。かなり儲けてるよねぇ。ホント、異常な伸び率だよこれは。だが、建設ラッシュは今がピークだと言える。だからうちサイドから見れば、取引を止めることが早まっただけの話なんだよな」
「なるほど・・」
説得力のある大津課長の話に、上野課長と石狩さん、そして私の3人は、頷きながら納得していた。