純情シンデレラ
ちょうどバス停に着いたこともあって、立ち止まった松本さんが、思いっきり眉間にしわを寄せて、私を見ている。
まるで意味不明の言葉をしゃべる異生物でも見ているかのように。
こんなにじーっと見られると、目の間に穴が開きそう・・・。

「わたし、自動車免許を・・・取りました。先週」と言ったのを皮切りに、私は、乗用車恐怖症を克服するために免許を取ることにしたいきさつから、そのために有栖川さんに協力してもらっていたことまで、今まで黙っていたこと全てを松本さんに話し始めた。

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