純情シンデレラ
「はい?」
「俺たちはどこに行くんだ?」
「えっと・・江西(えにし)の方に行くので、まずはバス停です」
「はぐらかしたな」と言いながら、それでも松本さんは私と一緒に歩いてくれた。
「はぐらかしてません。30分もしないうちに分かることだし。それまで楽しみに・・・」
・・・この1週間ちょっとの間、松本さんはずっと知りたがっていたはずなのに、あえて追求しなかったこの人の優しさに免じて、今話してもいいんじゃない?
もうここまで来てるんだし。
私は気持ち、居住まいを正すと、しかと松本さんを見た。
「自動車販売店に行くんです」
「あ?そこに行って何をするんだ」
「だから、車を買うんです」
「誰の」
「わっ、私の」
「俺たちはどこに行くんだ?」
「えっと・・江西(えにし)の方に行くので、まずはバス停です」
「はぐらかしたな」と言いながら、それでも松本さんは私と一緒に歩いてくれた。
「はぐらかしてません。30分もしないうちに分かることだし。それまで楽しみに・・・」
・・・この1週間ちょっとの間、松本さんはずっと知りたがっていたはずなのに、あえて追求しなかったこの人の優しさに免じて、今話してもいいんじゃない?
もうここまで来てるんだし。
私は気持ち、居住まいを正すと、しかと松本さんを見た。
「自動車販売店に行くんです」
「あ?そこに行って何をするんだ」
「だから、車を買うんです」
「誰の」
「わっ、私の」