純情シンデレラ
「お父さんもコロッケ食べる?」
「ああ食べよう。それより今日は俺のおごりだ!みんな、じゃんじゃん食ってくれよ!」
「まあまあお父さんったら」
「いいじゃねえか、こんくらいのことしたってバチは当たらねえさ。それにな、俺はずぅっと心配してたんだ。恵子が何かやってるってこたぁ分かってたが、娘は何も言おうとしねぇ。だから心配しつつもただ見守ることしかできなかった。まさに“可愛い子には旅をさせよ”の心境よ。それがまさか、こんなことだったとはなぁ。それだけに嬉しいんだよ」
「そうですね。ホントに・・後で文隆さんと知代さんに報告しなきゃね」
エプロンの縁で目頭を押さえるお母さんに「うん」と返事をした私は、次に「松本さん。コロッケ定食どうぞ」と言って、カウンター越しにコロッケ定食を渡した。
「ああ食べよう。それより今日は俺のおごりだ!みんな、じゃんじゃん食ってくれよ!」
「まあまあお父さんったら」
「いいじゃねえか、こんくらいのことしたってバチは当たらねえさ。それにな、俺はずぅっと心配してたんだ。恵子が何かやってるってこたぁ分かってたが、娘は何も言おうとしねぇ。だから心配しつつもただ見守ることしかできなかった。まさに“可愛い子には旅をさせよ”の心境よ。それがまさか、こんなことだったとはなぁ。それだけに嬉しいんだよ」
「そうですね。ホントに・・後で文隆さんと知代さんに報告しなきゃね」
エプロンの縁で目頭を押さえるお母さんに「うん」と返事をした私は、次に「松本さん。コロッケ定食どうぞ」と言って、カウンター越しにコロッケ定食を渡した。