純情シンデレラ
頭が割れるように痛い。目が・・かすみそう。
ここで偏頭痛が起こるなんて・・・。
とりあえず、家に帰ろう。帰らなきゃ・・・。

何もかもが嫌になったような、投げやりな気分で歩いた私は、病院を出たすぐのところに立っている、あの人の姿を見つけて。

「・・ま、つもとさ・・・」

・・・まだ距離があったはず、なのに。
偏頭痛の影響でよろめいてしまった私を、あの人は、その頑丈な体で、しっかりと抱きとめてくれた。

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