純情シンデレラ
・・・プライドが高くて、子どもの頃、いや、生まれたときから死と隣り合わせに生きてきた姫路さんは、同情されることを人一倍嫌っている。
だから私が同情しても、姫路さんはその気持ちを全然受け取らないだろう。
でも。それでいいんだ。
私の気持ちが宙に浮いてしまっても、行き場をなくしても、それでいい。
大事なことは、自分の気持ちを全て相手に押しつけない。そうよね?
「松本さん、ありがとうございます。おかげで気がラクになりました」
「そうか・・。なあ、けんじょう君」
「はい?松本さん」
「俺はこれから子ども柔道に行くんだが、良かったら君も一緒に来ないか?もし予定がないならの話だが」
「あ・・・はい。ぜひ。連れて行ってください」
「じゃあ直接柔道場まで行くとしよう」
松本さんは、私が姫路さんのお見舞いで、まだショックを受けていると分かってる。
そしてこんな気持ちを引きずったまま家に帰りたくないと思っていたことも、理解してくれていたのだろう。
だから松本さんは、私を子ども柔道の稽古の見学に誘ってくれたんだと思ったら、断る理由なんて見つからなかった。
だから私が同情しても、姫路さんはその気持ちを全然受け取らないだろう。
でも。それでいいんだ。
私の気持ちが宙に浮いてしまっても、行き場をなくしても、それでいい。
大事なことは、自分の気持ちを全て相手に押しつけない。そうよね?
「松本さん、ありがとうございます。おかげで気がラクになりました」
「そうか・・。なあ、けんじょう君」
「はい?松本さん」
「俺はこれから子ども柔道に行くんだが、良かったら君も一緒に来ないか?もし予定がないならの話だが」
「あ・・・はい。ぜひ。連れて行ってください」
「じゃあ直接柔道場まで行くとしよう」
松本さんは、私が姫路さんのお見舞いで、まだショックを受けていると分かってる。
そしてこんな気持ちを引きずったまま家に帰りたくないと思っていたことも、理解してくれていたのだろう。
だから松本さんは、私を子ども柔道の稽古の見学に誘ってくれたんだと思ったら、断る理由なんて見つからなかった。