純情シンデレラ
『俺は痴漢するほど女に飢えてねえ!』

・・・そっか。
松本さんは、姫路さんのような、美麗なお嬢様とつき合っているなら、痴漢なんてするわけない・・・ううん、そうじゃなくても、姫路さんのような人が時々でもそばにいるなら、地味な感じが強く表出ている、姫路さんとは正反対な私に、痴漢なんてしないよね。
きっと松本さんは、私に対して興味すら湧いてないに違いない。
って、一体どんな「興味」よ!?

「ケイちゃん!剛さんがバッグ買ってくれるって!」
「だからまだ確定じゃないから!焦んないでモトちゃん」
「・・・ケイちゃん?お~い。ケ~イちゃ~ん」
「あっ」
「どうしたの?」
「あぁ・・その、あの二人、お似合いだなって」
「そーお?私はそうは思わない」
「え」
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