純情シンデレラ
「そういうわけで、ここの社員は、みんなご令嬢のことを嫌ってる。松本さんを除いて」
「まっ、松本さん!?」
まさかここで松本さんの名前が、こんな形で出てくるとは思わなかったので、私は飛び上がりそうなくらい、ビックリしてしまった。
「そうよ。あの二人、いつも―――ってご令嬢が出社したときに限ってだけど―――、仲良さそうにくっついてしゃべってるのよねぇ。ほら、今みたいに」
そう素子さんに言われて、つい顔があっちを向いてしまった。
私・・・見たくないと思ってるのに。
そうして私が見た光景は、確かに素子さんが言うように、仲良さそうにしゃべっている、松本さんと姫路さんの姿だった。
あれはやっぱり普通より・・・くっついてるように見える。
「今日もまた派手な装いねぇ。特に値段が。あの服!こないだ雑誌に乗ってたブランド物の新作だもん。バッグだって。あれ、確か限定品よ」
「良く知ってるなぁ、モトちゃんは」
「実はあのバッグ、私も欲しいからー、密かにチェックしてたの」
「じゃあ夏のボーナス出たら買ってやるよ」
「わぁ本当!?嬉しい!でも、夏のボーナスまで残ってるかなぁ。限定品だしー」
「じゃあ・・今月の給料もらったら見に行こうか」
「ホントに!?やったぁ!ありがと、剛さん」
「まだ買うかどうかは分かんないから、あんまり期待しないでくれ」
「まっ、松本さん!?」
まさかここで松本さんの名前が、こんな形で出てくるとは思わなかったので、私は飛び上がりそうなくらい、ビックリしてしまった。
「そうよ。あの二人、いつも―――ってご令嬢が出社したときに限ってだけど―――、仲良さそうにくっついてしゃべってるのよねぇ。ほら、今みたいに」
そう素子さんに言われて、つい顔があっちを向いてしまった。
私・・・見たくないと思ってるのに。
そうして私が見た光景は、確かに素子さんが言うように、仲良さそうにしゃべっている、松本さんと姫路さんの姿だった。
あれはやっぱり普通より・・・くっついてるように見える。
「今日もまた派手な装いねぇ。特に値段が。あの服!こないだ雑誌に乗ってたブランド物の新作だもん。バッグだって。あれ、確か限定品よ」
「良く知ってるなぁ、モトちゃんは」
「実はあのバッグ、私も欲しいからー、密かにチェックしてたの」
「じゃあ夏のボーナス出たら買ってやるよ」
「わぁ本当!?嬉しい!でも、夏のボーナスまで残ってるかなぁ。限定品だしー」
「じゃあ・・今月の給料もらったら見に行こうか」
「ホントに!?やったぁ!ありがと、剛さん」
「まだ買うかどうかは分かんないから、あんまり期待しないでくれ」