純情シンデレラ
それならそれでいいけど・・・食堂に行けなくなったのなら、その旨電話ででもいいから伝えてくれたら良かったのに。
そしたらそんなに心配する必要もなかったのに。

どうしてあなたは何も言わないの?

色々と言いたいことを胸の内に秘めながら、年を越して新年を迎えた私は、出社すれば松本さんに会えるから、そのときに言えばいいと決めていた。
でも・・・まだ会えていないし、話もできていない。

窓の方に顔を向けた私は、自然とため息をついていた。
朝から降ったり止んだりしている雪は、お昼を過ぎた今、結構な勢いで降り始めている。
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