純情シンデレラ
松本さんは、それから10分くらいして私の所へ戻って来た。
「宇都宮さんとは連絡取れましたか?」
「ああ。ここまで迎えに来てくれるってさ」
「そうですか。あぁ良かった」
「ただし、今から家を出ても20分はかかるそうだ。だから待合室で待つことにしないか」
「でも、それで宇都宮さんに分かるかしら」
「ひとまず20分くらいは待合室にいればいいさ。少なくともここより屋根がある待合室の方が寒さをしのげる」
「うん・・そうですね」
自分に言い聞かせるように2・3度頷いた私は、松本さんと一緒に、駅内にある待合室に向かって歩き出した。
途中、自販機の前で立ち止まった松本さんが「ちょっと待った」と言いながら、手袋を外して、上着のポケットからお財布を取り出す。
「しるこがいいか?それともコーヒーにするか」
「あ・・じゃあ、コーヒーを」
ガシャンという音を立てながら出てきた缶コーヒーを、松本さんがサッと取り出した。
「少しは暖の足しになるだろう」と言う松本さんに、私は「ありがとうございます」をお礼を言いながら、素直に缶コーヒーを受け取った。
「宇都宮さんとは連絡取れましたか?」
「ああ。ここまで迎えに来てくれるってさ」
「そうですか。あぁ良かった」
「ただし、今から家を出ても20分はかかるそうだ。だから待合室で待つことにしないか」
「でも、それで宇都宮さんに分かるかしら」
「ひとまず20分くらいは待合室にいればいいさ。少なくともここより屋根がある待合室の方が寒さをしのげる」
「うん・・そうですね」
自分に言い聞かせるように2・3度頷いた私は、松本さんと一緒に、駅内にある待合室に向かって歩き出した。
途中、自販機の前で立ち止まった松本さんが「ちょっと待った」と言いながら、手袋を外して、上着のポケットからお財布を取り出す。
「しるこがいいか?それともコーヒーにするか」
「あ・・じゃあ、コーヒーを」
ガシャンという音を立てながら出てきた缶コーヒーを、松本さんがサッと取り出した。
「少しは暖の足しになるだろう」と言う松本さんに、私は「ありがとうございます」をお礼を言いながら、素直に缶コーヒーを受け取った。