純情シンデレラ
待合室には、たぶん普段よりもたくさんの人がたむろしていた。
空いている椅子がなかったので、私たちは立っておくしかないけど、それでも別に構わなかった。
手袋越しだと少しだけ感じていた温かい缶コーヒーを頬に当てると、一瞬「熱っ!」と思った。
頬の肌は外気に直接触れていたから、その温度差のせいだろう。
とにかく、缶コーヒーは暖かかった。
松本さんはおしるこの缶を持っている。
これももちろん、温かい。
「飲まないんですか?」
「いや。今水分を取ると、後で便所に行きたくなるからな」
私はフフッと笑いながら「そうですね」と答えた。
空いている椅子がなかったので、私たちは立っておくしかないけど、それでも別に構わなかった。
手袋越しだと少しだけ感じていた温かい缶コーヒーを頬に当てると、一瞬「熱っ!」と思った。
頬の肌は外気に直接触れていたから、その温度差のせいだろう。
とにかく、缶コーヒーは暖かかった。
松本さんはおしるこの缶を持っている。
これももちろん、温かい。
「飲まないんですか?」
「いや。今水分を取ると、後で便所に行きたくなるからな」
私はフフッと笑いながら「そうですね」と答えた。