純情シンデレラ
それからどれくらい経ったのか。
パチッと目を覚ました私は、すぐ目の前に眠っている松本さんの顔があって。
思わずビックリして声を上げそうになった。

私、この人とついに・・・。
一度ならず二度、いやそれ以上。
とにかく何度も・・・。

今頃になって、津波のように恥ずかしさが押し寄せてくる。

・・・でも私はこの人と結婚するんだし。
今後はこういう形の朝を迎えることが、当たり前になる・・のよね。

相手がこの人だったら・・・私はとっても幸せだ。

無防備に眠っている松本さんの顔は、あどけなくてかわいくて、それでいて男らしいカッコ良さがある。
そんな風に思うなんて、私も相当この人のことが好きなんだろうな。
ていうより、愛してるんだろうな、この人のことを。

昨夜、私の上で体を動かしながら何度も「愛してる」と言ってくれたことを思い出してしまった私は、またしても顔を火照らせた。
体もジンと熱くなる。

彼の寝顔をじっと見ているだけで、幸せだと思っていた矢先。
その相手である松本さんが、目を覚ました。


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