純情シンデレラ
途端に松本さんは動きを止めた。
キスも止めた代わりに、私を何かから護るようにギュッと抱きしめる。
まるで自分が盾になったような感じで。
「何?!今の音・・」と言う私に、松本さんは私を抱きしめたまま「シッ」と言った。
「でも下から聞こえ・・」
「静かに。まだ動かない方がいい」
・・・ドキドキする。松本さんの頑丈な体と熱さと、においを直に感じて。
そのおかげで、不思議と恐怖心は全然わいてこなかった。
確かに、今はジタバタ動くよりも、物音も立てずに静かにしておいた方がいいかもしれないと冷静に考える事もできた。
私は松本さんが言うまま、それ以上は何も言わず、じっとしていた。
まぁでも、彼にしっかり抱きしめられている今は、物音を立てたり、動くこともままならないんだけど・・。
そんな状態がしばらく続いた。
私は10分くらい経ったと思ったけれど、実際は2・3分、多めに見積もっても5分くらいだと思う。
しゃべらずに、ただじーっとするという状態は、時間の経過が遅く感じるものだから。
私たちはそっとベッドから出ると、商店街に面している居間の窓――音が聞こえた方向でもある――へ行った。
キスも止めた代わりに、私を何かから護るようにギュッと抱きしめる。
まるで自分が盾になったような感じで。
「何?!今の音・・」と言う私に、松本さんは私を抱きしめたまま「シッ」と言った。
「でも下から聞こえ・・」
「静かに。まだ動かない方がいい」
・・・ドキドキする。松本さんの頑丈な体と熱さと、においを直に感じて。
そのおかげで、不思議と恐怖心は全然わいてこなかった。
確かに、今はジタバタ動くよりも、物音も立てずに静かにしておいた方がいいかもしれないと冷静に考える事もできた。
私は松本さんが言うまま、それ以上は何も言わず、じっとしていた。
まぁでも、彼にしっかり抱きしめられている今は、物音を立てたり、動くこともままならないんだけど・・。
そんな状態がしばらく続いた。
私は10分くらい経ったと思ったけれど、実際は2・3分、多めに見積もっても5分くらいだと思う。
しゃべらずに、ただじーっとするという状態は、時間の経過が遅く感じるものだから。
私たちはそっとベッドから出ると、商店街に面している居間の窓――音が聞こえた方向でもある――へ行った。