純情シンデレラ
「まあまあ二人とも!頭を上げて!」
「はい・・」
「そんな堅苦しく考えないで。好きになった者同士、一緒に暮らしていく覚悟が出来てるって私は思いましたから、もちろん結婚には賛成ですよ。お父さんだって賛成なんでしょ?」
「もちろんだとも。出君」
「はい」
「娘を頼むよ。幸せにしてやってくれや」
「俺・・・俺は、お嬢さんと一緒にいるときが一番幸せだと思うようになりました」
「おぅおぅ。早くも惚気やがってよぅ!よーし!今日は飲むぞー!」
「はいはい。もう用意してますよ」
「あ。お母さんっ。私も手伝う!」

その日は一日中、みんな泣いて笑って、いい気分に酔っ払って。
幸せがいっぱいに満ちた日になった―――。

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